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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2023年04月18日
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一聴の価値ありの一枚


 バンド名が“目玉焼き”(片面焼きではなく両面焼きにしたもの)、アルバム表題が“うまくて安い”、ジャケットが食堂の絵というのは、第一印象としては、ふざけているとしか思えない。だが、そんな見かけにもかかわらず、本格派で味わい深い好盤というのが、この盤、エッグズ・オーヴァー・イージー(Eggs Over Easy)の『グッド・アンド・チープ(Good 'n' Cheap)』である。

 このバンドは“パブ・ロックの火付け役”として紹介されたりするが、UK出身バンドではない。カリフォルニアで出会ったジャック・オハラとオースティン・デ・ローン(共にニューヨーク出身)の二人を中心にバンドが形成され、ニューヨークで活動するようになった。けれども、1970年にロンドンにレコーディングに行き、しばらくそのまま住み着いて、イギリスで活動を繰り広げたという経緯である。

 本盤『グッド・アンド・チープ(Good 'n' Cheap)』はA&Mと契約して1972年にリリースされたもので、当初のロンドン・レコーディングの再録を含むとのこと。なお、リリース翌年に当たる1973年にはバンドは米国へ帰国して、イーグルスやイエスのツアーをサポートしている。

 ジャンルで分ければ、カントリー・ロック、スワンプ・ロックということになるのだろうが、とにかくいいリラックス感というか余裕のような部分のある作品で、なおかつ完成度が高いというのがこの盤の特徴といっていいように思う。個人的に特におすすめのナンバーをいくつか挙げると、1.「2人のパーティー(パーティ・パーティ)」、4.「ザ・ファクトリー」、7.「歌はくり返す(ソング・イズ・ボーン・オブ・リフ・アンド・タング)」、9.「メンフィス川を下って(ラニン・ダウン・トゥ・メンフィス)」、11.「ナイト・フライト」。というか、通して聴いてみると、捨て曲が見当たらないほどの好曲揃い。“幻のバンド”的な存在だが、一聴の価値ありの一枚だと思う。


[収録曲]

1. Party Party
2. Arkansas
3. Henry Morgan
4. The Factory
5. Face Down in The Meadow
6. Home to You
7. Song Is Born of Riff and Tongue
8. Don't Let Nobody
9. Runnin' Down to Memphis
10. Pistol on the Shelf
11. Night Flight

1972年リリース。




 ​
グッド・アンド・チープ [ エッグズ・オーヴァー・イージー ]

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Last updated  2023年04月18日 05時01分52秒
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