テーマ:車に関するお話(10103)
カテゴリ:車
前後にスタビライザーの無い第一グループの話に続き・・・
第二グループは、前だけにスタビライザーがある車。 BMW116i(E87)、デミオスカイアクティブ、2代目プリウス、新型プリウス、新型スイフト、アクアが該当しますが・・・ パッソやマーチ、ヴィッツが、ステアリングへの反応がワンテンポ遅れるのに対し、第二グループのBMW116i(E87)、デミオスカイアクティブ、2代目プリウス、新型プリウス、新型スイフト、アクアは、ステアリングに対する初期反応が明らかに良くなり、レスポンス良く車を旋回させることが出来ます。 但し、このグループの評価の難しいところは、第一グループに対しては明らかに優位であっても、第三グループの前後スタビライザーが付いている車両との差が微妙な点にあります。 BMW116i除くと、それ以外の車は、FF国産コンパクトカーにです。 これらのFF国産コンパクトカー達は、驚くべきことにサスペンション形式が全て同じで、前がマクファーソンストラット、後ろがトーションビームと言うワンパターンです。最近のFFの軽自動車もほとんど同じです。 走りに個性が出ないのも、このあたりに原因があるかもしれません。 トーションビームと言うサスペンションが、どのようなサスペンションであるか?詳しくは知りませんが、おそらく左右は独立した懸架方式ではなく、その名前からして、左右がビームで結ばれたリジットサスペンションであると予想します。 よって、わざわざスタビライザーで左右のサスペンション(ハブキャリア)を結びつけなくても、もともと、独立懸架ほど左右の動きには自由がないので、スタビライザーの必要性としては低いのだろうと思われます。 前にスタビライザーの無い第一グループと比較して、この第二グループの車達は、ステアリングの初期反応が明らかに機敏になります。 低速、中速域(~50km/h)までであれば、リアスタビライザーが無いことが問題になるようなことがほとんどありません。 交差点を4回曲がって戻ってくるような試乗コースの場合、不都合を見つけ出すのは難しいです。 しかし、ちょっとしたワインディングロードや空いた首都高速のような道路を走ると、問題が露呈することがあります。 コーナリングの前半は、フロントスタビライザーがしっかり踏ん張ってくれるので問題がありませんが、中盤から終盤にかけて、ステアリングを若干切り直す必要になる場合があります。 車種、走る速度、コーナーのR、乗車状況によりさまざまですが、そのような時に気になる動きをする車であることが多いです。 我が家のパッソは、はじめは前後にスタビライザーが無ため、ステアリングの初期反応が鈍く、なかなか鼻先の向きを変えてくれない車でしが、フロントにスタビライザーを装着した途端、機敏に反応するようになりました。 第三グループの話は、次回にしたいと思います。 To be continued ..... にほんブログ村 ///////////////////////////////////////// ”相棒の名は?BMW116i” + hoshikatsu.net - ///////////////////////////////////////// クリックで出来る社会貢献は、いかがでしょう! クリックすると、スポンサーの有名企業が、 あなたに変わって、NPO団体などに、募金をしてくれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.01.31 10:02:04
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