相棒の名は？　ＢＭＷ１１６ｉ

購入した愛車、可能な限りトラブルを避ける方法とは・・・！？


せっかく気に入って買った愛車が、トラブルが多いようでは新車の気分も失せてしまいますよね。


３５年あまりの車の所有経験から、筆者は車の購入時に気をつけていることがいくつかありますので、ご紹介したいと思います。

１・その車が新発売されて２年以内は購入を控える。
２・できる限り多数販売されている車種、グレードを選ぶ。
３・最新技術を採用した車種を避ける。（枯れた技術で、構成された車を選ぶ）
４・トラブルの多いメーカーの車は避ける。
５・製造される国、地域を考慮する。


これだけ読むと車好きと言うより、相当保守的ですよね。（笑）



筆者の相棒の購入時を例に考えてみます。
相棒のＢＭＷ１１６ｉ（Ｅ８７）を２００８年９月に購入しています。Ｅ８７の発売は、２００４年ぐらいなので４年が経過してから購入しています。Ｅ８７－１１６ｉのエンジンは、ＶＡＮＯＳ（可変バルブタイミング）こそ採用されていますが、バルブトロニック（可変バルブリフト量）は採用されていないもなので、当時のＢＭＷのエンジンとしては比較的簡素な構造のものです。
だから、１２０ｉではなく１１６ｉにしたと言えます。（価格が６０万円も安いと言うのが一番の理由なのですが・・・）また販売台数が１１６の方が１２０より多いのもその理由です。
以上で上記の１，２，３が考慮されたことになります。

では、４はどう考えるのか？
筆者は、過去の経験やその他の情報から、実は、いつくかのメーカーはトラブルが多いので避けています。
そのメーカー名を、ここで紹介することは避けますが、そのようなメーカーや車種を見分けるアイデアをご紹介します。


１・信頼のできる中古車の販売店でトラブルの傾向をリサーチする。
２・ご近所や、会社の同僚、友人知人が所有している車に注目する。

中古車業者と言うのは、経験的に故障の多い車やメーカーを把握しています。自分で売った中古車でお客さんとトラブルになりたくないですから。
２については、トラブルの多い車を所有している場合は、度々代車に乗っていることがあったり、数年で他のメーカーに乗り換えられたりします。
一方、トラブルが少ない車を所有している場合は、車検時以外に代車になることはまずありませんし、長い間所有した後に同じメーカーの車に代わると言いうことが少なくありません。特に輸入車の場合は、この方法で結構想像がつくものです。

以上のような地道な方法で、かなりトラブルは避けられるはずですが・・・

それでもなお、工業製造物である車はトラブルに見舞われることがあります。
では、その時はどうするか？？

筆者は以下のような判断をします。
購入から１～２年でかなりの回数の故障に見舞われた・・・
頻度で言うと半年に２回とか、１年に３回とか、たとえ毎回別の場所でも故障するような車は、設計あるいは、部品単体、製造工程になんらかの問題があります。
（考えたくもないですが・・・）このような場合は、速やかに修理してできるだけ早く車を売って別の車に乗り換えます。
その理由は、早い方が高く売れるので金銭的被害が少ないからです。

乗り換える場合は、運悪く自分の車だけがトラブルが多いような場合は、同じメーカーの車に乗り換える方法があります。
お付き合いしているディーラー、営業さんがトラブル時に親身に対応してくれた場合は、買い替えの下取り価格を上乗せしてくれたり、新車の値引きを多くしてくれたりして配慮してくれる場合があるからです。
一方、お付き合いする価値のないメーカー、ディーラー、営業と判断された場合は、他メーカーを探すことになります。

判断が難しいのは、トラブルの回数が微妙な場合です。
筆者の経験では、Ｅ３６－３１８ｔｉは、はじめの３年間で２回軽微なトラブルを経験していますし、Ｅ８７－１１６ｉも、はじめの３年間で軽微なトラブルが２回でした。
３年に３回ぐらいだと、買い替えか否かの判断が大変難しいですね。
ＢＭＷで、はじめの３年間にエンジン本体、トランスミッションのトラブルは経験がありませんが、これらの主幹部分にトラブルが発生する個体は注意した方がよいかもしれません。



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