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2007年10月8日発行号公開
ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol.110 10/08/07(月)発行 皆様、こんにちは。お久しぶりです。アメリカは、日・月と、コロンバスデーの休日のため、連休です。 ここのところ、またインディアンサマーのため、暑さがぶり返していて、暑くて電車の中も冷房がガンガン効いていて、みんな半袖で歩いています。 日本はいかがでしょうか? もうそろそろ涼しくなってきた頃でしょうか? 「英語の“お勉強”のために」 さてっ、本日月曜日は休日のため、学校がお休みなのです。 実はワタクシ、9月からまた某学校に通い始めたのです。 毎週月曜日だけですが、1回2時間の授業を受けています。 何でもいいから、なんか英語の勉強になるような学校ないかな、でも英語の語学学校は嫌だしな、なにか勉強しながら教養が身について、ついでに英語の勉強に自然になるような、そんな感じの学校はないかなあ、と思って見つけました。 私は、英語を変にたくさん勉強したらスペイン語と混ざってせっかくのスペイン語を忘れていってエライことになるしな、とか余計なことを考えて、なんと私は英語は何~にも勉強しないまま、ここまできてしまっていました。ほんと、大学受験で英語を勉強したままで、それ以上、ニューヨークに来てから何もやっていなかったのです。オッソロシ~! 別に一回も英語で困ったことが無かったからなのですが。 英語は日常会話程度のままでニューヨークに暮らしていて、もし困ったことがあったらスペイン語を選べる環境に甘んじていました。 ニューヨークは、英語とスペイン語が、同じくらい重要言語で、どこもかしこも、スペイン語で事足りてしまう環境なのです。そこらへんの広告や看板も、英語版とスペイン語版が、半々くらいなのです。 ラテン系の移民が多いからですね。 ニューヨークでは、例えば電話もガスも水道も、何か用事があったり取り付けたりするときは、全部、言語をスペイン語を選べば、何も困ることは無いのです。 そういうわけで、未だに私は、日本人なのに、英語よりもスペイン語の方が語学力が強いままなので、ずっとニューヨークにもう5年も住んでいるのに、もうちょっと英語を上達させたほうがいいかなあ、と気にし始めました。 そういえば、この10月で、ニューヨークに引っ越してきてから丸5年間が過ぎたのですよねえ。 それなのに未だにスペイン語のほうが英語よりも強いなんて、ううむ、英語をもっと伸ばしたほうがいいのだろうか、でも、もし英語を一生懸命勉強したら、絶対にスペイン語と混じって、変なスペイン語&変な英語になってしまうだろうなあ、どうしようかなあ、とふんぎりがつかないままでした。 スペイン語力を落としたくないのです。 日本語以外に2ヶ国語で、合計3ヶ国語の「トライリンガル」っていうのは、「バイリンガル」よりもクセモノで、ややこしいのですよ、維持するのが。 今のところ、幸いにもニューヨークに来てからずっと、スペイン語の生徒が数人いるので、スペイン語を常に使っているため、なんとか維持しています。 例えば、「電話」は、英語はtelephoneですが、スペイン語はtelefonoで、スペルはphがfになるのです。ネコはcatですが、スペイン語はgato、などなど。 単語がよく似ているものが多いのに、スペルが微妙に違ったりしています。 もし私が、「頑張っちゃって」英語を勉強してしまったら、多分、スペイン語のスペルとこんがらがって、スペイン語が書けなくなってしまうような気がします。 そうすると、またスペイン語を元に戻すのが大変だろうな、もったいないな、なんて考えてしまっていました。 ただでさえ、スペイン語には、女性形、男性形があるし、アクセント記号があるし、書けるようになるにはものすごく努力が要る言語だからです。 続きは次回! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月17日 16時56分07秒
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