ブルーシャ西村 Official Blog

さて、ニューヨークでの私の最近の仕事、著名な黒人タップダンサーのジェイソン・E・バーナードのインタビュー記事がアップされています。
以下、リンク先をはりつけますね～。

チャコットのウェブサイトの中の、ダンスキューブのニューヨーク・レポートのところです。
オンラインで観れますので、よかったらご覧下さいませ。

ダンサーのハートには様々な音楽があり、それが心と身体と魂を通して足へ現れてくる： ジェイソン・E・バーナード=インタビュー

お陰様で、私はチャコットのニューヨーク特派員の仕事は２００３年４月号からやっているので、今年は２０２２年ですからもう勤続１９年になりますね～。早いものですね～。そんなに長く務めているなんて、ビックリします。

コロナのパンデミック前までは毎月ダンスやバレエの公演のレポートの記事を送っていましたが、コロナ渦ではインタビュー記事に切り替えて、時々配信しています。現在はだいたい平均して２ヶ月に１度くらい、出来る時にやっています。

１９年間もずっとニューヨークでダンス取材をし続けてきたので、コロナ前までにたくさんのダンス公演を拝見することが出来て、今思うとありがたく感謝いたします。
ダンス取材を１９年間、もうすぐ２０年間になりますが、そんなに長期間取材し続けて振り返ると、２周周って二時代くらいを見届けた感触があります。

ニューヨークでダンス取材をこんなに長期間続けてきたお陰様で、コツコツと毎月取材をし続けて記事を書く責任があり生活の中に緊張感もあったので、働くメリハリが出来てよかったなと思います。
また、ニューヨークでジャーナリストとして取材の仕事もし続けると、振り返ってみて１９年間ニューヨークに住んでいるからこそ出来る仕事内容だったため、充実していたのでありがたい日々でした。

きっと、ニューヨークでダンスとバレエの取材の仕事を２０年近くやり続けたダンスの専門家の日本人は、他にほとんどいないのではないかな？と思います。

また、もし、私がただ自分のアーティスト活動だけをやっていたなら、製作ばかりで自分の内にこもりきりで人とあまり会わなかったかもしれませんし、ニューヨークの公演をほとんど観なかったかもしれませんし、あまりニューヨークらしくない生活になっていたかもしれないのです。


・・・ダンサーへのインタビューは、コロナ以降はロングインタビューを収録することになっていきましたが、これは私にとっても勉強になるので、とっても面白い仕事です。

第一線でニューヨークで活躍しているダンサーは世界水準のレベルに到達していらっしゃるから、そういう彼ら一人一人にじっくりインタビューすると、それぞれのダンサー人生でドラマがあり、考えの軸がしっかりしているし、彼らのストーリーをお聞きするだけでも何でもこちらも勉強になるから、すごく面白いのです。

インタビューを読んでくださっている方々からも、すごく濃い内容で短編小説を読んでいるみたいで面白かったというようなお便りもいただいています。

インタビューの仕事って、こんなにも面白いのか！と、私もとても実感しています。興味津々、色んなことを質問してみたくて、読者やダンサー達が聞いてみたい内容のドラマやお話を引き出してみたくて、いろんな作戦で質問していってみています（笑）。


そして、私の場合は日本語が母国語、スペイン語が第二外国語で得意ですが、英語は第三外国語だからテキトー英語なのですが（笑）。慣れるまでは、いつも頭の中でスペイン語から英語に翻訳してしゃべっているから、なんかスペイン語の単語っぽい、語源がラテン語から派生した英単語を使って英語を話ししてる状態でした～。

それでもこんな私でも（笑）、２００２年から２０年近く住んでいる間になんとなく英語力も上がってきているようで、英語でインタビューの仕事が普通に出来るようになっていたことに気が付きました。・・・いつの間に（笑）、英語でロングインタビューが取れるようになってたのかなあ～？？？自分でもこんなロングインタビューを英語で直接取れるようになっていたとは全く気がついていなかったのです。コロナ渦でインタビューをやらないといけなくなって、どうしても仕事で必要性があってやってみると、知らない間に（笑）英語力がアップしていたことに気がついて、自分でもへえ～！と驚いたわけです。

・・・私はスペイン語を話すからニューヨークではスペイン語も通じるので十分足りてたため、英語はニューヨークで語学学校なんて行ったことが全く無かったのでずっとテキトーでしたが（笑）、日本の大学受験では英語を勉強したことがあったからかな？英語の文法の基礎は土台が出来ていたため語学学校は必要なかったのだろうな～と思います。受験もやっておいて良かったですね～（笑）。神のお導きはつじつまが合っていますねえ。


上記のリンクをはりつけました、タップダンサーのジェイソンは、実は私は彼のクラスを２回だったかな？コロナ前に受講したことがあったのです。その前に、セヴィアン・グローバーのタップダンスの公演で休憩時間にジェイソンと知り合って、お話してみて、「また機会あれば取材させてくださいっ！」と頼んであったのでした。それがきっかけで知り合って、「じゃあ、ジェイソンのタップダンスのクラスにも出てみようかな？」と思って行ってみたことがあったのでした。・・・コロナ前までは趣味とダイエットと運動の目的で、タップダンスのクラスに週１くらいで出ていたので。
ニューヨーク生まれ育ちのニューヨーカーらしいジェイソンは、とっても気さくでオープンです。

ジェイソンのクラスは、私が知り合った頃はもう彼の公演の仕事が多すぎてクラスを毎週教える暇が無かった頃で、すでに上級クラスは教えていなかったため、基礎クラスを誰かの代行教師として教える機会があった時に、ちょこっと受講してみたのです。
２回彼の基礎クラスを受ける機会があったので、なるほど、ジェイソン式の基礎訓練のメニューを覚えたので、これはちょこちょこと家で靴下で（笑）時々練習を一通りしています。１０～１５分くらいの基礎メニューです。足のスネの筋肉も鍛える感じです。
「この基礎メニューだけを朝起きたら必ず一通り練習を１年間続けたら、すごく上達するよ～！私の生徒達は全員、毎朝やってもらっているけど、子供でも１年で軽々、上達するんだよ！やってみて！」とジェイソンが教えてくださいました。
この基礎訓練のメニューを知れただけでも、私にとってはジェイソンの練習の秘訣としてとてもありがたく役にたっています。・・・何事も、基礎は重要なので。

ジェイソンは、今回のインタビュー記事に、小学校のイヤーブックをひっぱりだしてきてくれて子供の頃の顔写真と好きなもの一覧のコピーが掲載されていますが、なんと、幼少時から将来の夢：タップダンサーと書いてあるのです。
そして、好きな食べ物：グリルド・チーズ＆ベーコンって、黒人のソウルフードですよね、きっと！なになに～？なにこれ～？油ギトギト～？？？私も一度、食べてみたいですねえ。←今度ジェイソンとハーレムで食べてみますね。
黒人の小学生の男の子だったジェイソンがニ～ッ♪と笑っている顔写真も、とっても可愛いですね。

そして、インタビューの最中の雑談で、ニューヨークのアジア人ヘイトクライムとか人種差別のことが出てきてその内容が勉強になり面白かったので、それも結局、インタビュー記事に組み込んでみました。・・・長いインタビューのうち、最後のほうのこの部分だけでも皆さんにも面白いと思いますヨ。

ホントに、日本人の私が普段あまりしゃべらないような黒人のニューヨーカーにインタビューする仕事は、私にとってもすごく楽しくて面白かったです。
ジェイソンはお話も価値感も合って、私もタップダンスが大好きだしジェイソンもアートが大好きで興味があるので、良いお友達ができてよかったです。
ああ、楽しい楽しい！！！人生面白いっ！！！
もちろん、ジェイソンも私の男前（笑）肖像画モデルをやってくれましたよ～！モデリングのご協力ありがとうございます！！！カレンダーはコロナ渦でなかなかモデルを頼みにくいため止まっていますが、６枚は出来ているので、残り６枚がプラスで描ければ新しいものを作れます。今年は描けるかなあ～？オミクロンがあるし、どうかなあ？まあぼちぼち頑張りますね。

最後に、ユーチューブにあった、ジェイソンのコロナ前にやっていたニューヨークでのタップダンスのクラス紹介の映像を掲載しますね☆
ニューヨークっぽいですねえ～！
日本の皆さんも、リフレッシュに、ちょっとニューヨークらしい空気の映像を楽しんでくださいね～！