ほとんどのゴルファーは、湿度が高い日は、飛距離が落ちる。と信じています。空気が重い、とか、言います。
そんな言葉を聴くと、僕は、ラッキー!!と思います。
今日は飛ばない!と思っている相手とのゲームは、僕が有利になるからです。
心理的作用もさることながら、
物理的にも理由があります。
20℃の乾燥空気の粘性係数は、18.6μPa・s
この空気の密度は、1.205kg/m3
20℃の飽和空気の粘性係数は、18.4μPa・s
この空気の密度は、1.177kg/m3
資料(空気線図の読み方・使い方 オーム社)
粘性係数と、空気密度が、ともに湿り空気の方が低くなっています。
当然空気抵抗が低いのは、湿り空気ということになります。
空気の話だから、みんなに平等なんだけど、
と思ってプレイしている人と、
飛ばない、と思ってプレイしている人では、
結果が違ってきます。
ゴルフ漫画 風の大地 の中でも、
湿度の影響で飛ばない話が出てきます。
不確かな情報は、
日本のゴルフレベルを下げます。
著名な人ほど、自分が発信する情報に、
責任をもつべきだと思います。
黙ってれば、
僕が有利だったのにな~~
これも世のため人の為ナンチャッテ
来週の土曜日は、
エネルギー保存の法則が、
ボールの飛距離に影響する話を書きます。
まったく力をいれずに、飛距離が伸びる話です。
お楽しみに
明日はゴルフだ~!嬉!