先週の土曜日、
来週の土曜日は、
エネルギー保存の法則が、
ボールの飛距離に影響する話を書きます。
まったく力をいれずに、飛距離が伸びる話です。
な~~んて書いたのに、
出張して、
夜は、飲んだくれて、
すっかり忘れてました。
土曜の日記だけは、ゴルフネタで行こうと決めたのに、
ごめんなさ~~い
さて、
エネルギー保存の法則と、
どう関係するかは、さておき、
振り子運動のエネルギー量は、
振り子の描く、扇形の面積に置き換えることができます。
エネルギーが大きければ飛ぶ、と言うわけではなく、
実際の飛びは、ヘッドスピードが、
一番影響しますよね。
そこで、
糸で50円玉を吊したふりこの
途中に指を差し込むと、振り子の動きが、
急に早くなりますよね。
これは、運動エネルギーが一定であるために、
指で止められた、糸の分だけ、
扇の半径が小さくなりますから、
同じ面積になるためには、振り幅が大きくならなければなりません。
つまり、
ヘッドスピードが速くなることで、
面積速度、
つまり、
エネルギー保存則が保たれます。
だからといって、
インパクトで、手を止めるようなスイングは不可能ですが、
コックのリリースによって飛距離を伸ばすことは、
この理論にあっています。
ただ、
これは、難しいですよね。
ただし、
異常に飛ばない人は、
インパクトゾーンで、
上半身の回転をクラブヘッドが追い越すことができず、
つまりボディーターンが、すぎて、
体の正面で、インパクトできない事が多いのです。
手を止めることはできないけれど、
上半身のターンは、アドレスポジションに帰ってきたところで、
止めることによって、
ヘッドは、
エネルギー保存則によって加速します。
つまり、
上半身のターンは、アドレスポジションに戻ったところで、
とまり、
インパクトを迎え、
ヘッドに追い越されていくことが、
物理的に、理にかなった動作なワケです。
で、
そのつもりで、
いろいろなプロのスイングを観察してください。
素早く振る意識よりも、
上手にボディーターンを止める事が飛距離に結びつきます。
もちろん、これは、
ゴルフ理論と言うより、
物理の理論ですから、
読み流すだけにしておいた方が、
無難だと思いますけどね。