ゴルフの基本って
そんなに沢山のバリエーションがあるわけじゃないけど
いいショットをする為に頭の中で描いているイメージは、
人それぞれ千差万別だから
同じ結果でもぜんぜん違うイメージで打ってることもあるはずで
だから、
人にゴルフを教えるっていうのは、むずかしいです
出来るだけしたくない(昔は教え魔だったけど)
もしかしたら、その人のゴルフ人生を
台無しにしてしまうかもしれないし・・・・
僕は、仕事で自然界の物理現象を建築家の皆さんに解説したり
一緒に勉強したりしているので
その責任の重さは胃が痛くなるほどの重圧です
もしも、僕が間違った理論を教えると
家が腐ったり、住んでいる人が病気になったりしますから
教えるという行為そのものに危機感を感じてしまうわけです
それにしても
世の中には、
変なレッスンが大流行してますね
『ゴルフ理論』なんて言葉がごろごろ出てきます
理論というのは
科学的、統計的、客観的に検証されて
数値的、論理的に証明しようとする行為です
そこには再現性も要求されます
自称科学者として、ゴルフ理論なるものを見てみると
理論としての必要条件を満足するものは
ほとんどありません
特に数学的証明が不十分です
それに引き換え
ゴルフクラブの進化はすさまじいですね
理論的に整理された結果、無駄の無い進歩を遂げています
非常に合理的な構造になってきています
でも
僕が使っているクラブは、1972年のモデルで
ずっしり重いスチールシャフトで
今流行のクラブに比べると
石器時代の代物です
だけどこれがいいんです
愛情さえ感じてしまいます(もしかしたらこのクラブ、女性かも)
思ったところへボールを飛ばしてくれますから
思ったところへ行かなかったときは、
それは僕のミスですから
彼女のせいじゃ有りません
えっ?
タイトルの僕のスイングですか?
教えるわけにはいきません
理論的じゃないですから
でも、
腰を回さないスイングってことは、
言ってもいいかなー