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2006/06/03
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カテゴリ:ヨーロッパ映画

僕の敬愛する映画監督の一人ルイス・ブニュエル。(「昼顔」「銀河」「アンダルシアの犬/黄金時代」)
この映画は彼の作品で一番好きですが、メチャメチャ汚い画像のビデオでしか見たことがありませんでした。しかし最近ようやくDVDとして発売されたので即行買って見ました。

映像や音がきれいになっておりとても満足しています。^_^

1961年のスペイン映画です。
修道女ビリディアナは昔世話になった叔父ハイメから訪問の依頼を受ける。
ハイメは美しく成長したビリディアナを見て惚れてしまい、彼女を誘惑しようとするが・・・・・。

このハイメがどうしようもない金持ちのおっさんで笑えます。
死んだ妻がビリディアナにそっくりということで気に入っちゃうんですが、ビリディアナにウェディング・ドレスを着せたり、睡眠薬入りのコーヒーを飲ませてレイプしようとしたり、とにかくどうしようもない。
こんなおっさんだから最終的にビリディアナに嫌われて自殺してしまいます。。。。。_| ̄|○

ハイメを演じているのがフェルナンド・レイでブニュエル映画の常連です。というかブニュエル映画では毎回どスケベな親父役です。おっさん、またかよ!みたいな。。。。。笑えます。

ビリディアナを演じるのはシルヴィア・ピナルでとてもセクシーです。こんな修道女いたらやばいですよ。
ブニュエルがエロエロな感じでピナルを撮っているので、そりゃハイメじゃなくても参っちゃいますね。

この映画は反宗教的ということでカンヌでグランプリを取ったにもかかわらず、ヴァチカンからは非難されスペインでは1977年まで上映禁止になっていました。
そのためでしょうか?今までは裏ビデオ並の画像と音質のテープしかありませんでしたから。

映画のクライマックス、乞食たちの宴会シーンは映画史上に残りますね。とてもパワフルなシーンです。
ストーンズのアルバム・タイトル「Beggars Banquet」はここからとったんじゃないでしょうか。(多分。。。。。)

上映禁止になるぐらいの過激なテーマですが彼の映画は過激な印象を受けません。どの作品もとぼけた感じです。そこがブニュエル映画の魅力ですけど。

バイバイ






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Last updated  2006/06/05 02:26:53 AM
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