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2008/04/04
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カテゴリ:ワールドシネマ

僕の敬愛する映画監督の一人ルイス・ブニュエル。(「スサーナ」)

これは彼がメキシコ時代最後に作ったブニュエルらしいわけの分からない。。。けど笑える映画です。

オペラ公演が終わり20人あまりのブルジョワたちが豪華なノビレ邸で食事をすることになった。ところがノビレ邸の使用人や料理人たちは仕度を済ませると執事を残して屋敷をあとにしてしまう。
彼らは食事を終え、ピアノ演奏を聴きながら談笑をし、いよいよ帰宅の時間となるのだが誰も帰ろうとしない。結局ゲスト全員がその日は泊まっていくことになる。ところが次の日彼らはこの屋敷から出れないことに気付き大騒ぎになるが・・・・・。

「メキシコ時代、幻の傑作」と言われているみたいです。確かに幻かもしれません。
日本ではどうか分かりませんが、アメリカでは画質の悪いビデオでしか見ることができません。
早くCRITERIONあたりから画質のいいDVDとして発売されないか期待しています。

主人公ワルキューレを演じるのはシルビア・ピナル(「ビリディアナ」)です。彼女はめちゃめちゃセクシーでいいです。

どうして彼らが屋敷から出られないのか?その理由は分かりません。とにかく外に出られないのです。(笑)

それがブニュエル映画の不条理な世界です。

召使いたちは次々と逃げるように屋敷を出て行くが金持ち連中は出られないということでブルジョワ批判の映画という解釈があります。→ブルジョワが食事にありつけない「ブルジョワジーの密かな愉しみ」に通じるものがあります。

変えよう、変えようと思ってもなかなか今までの悪い習慣や生活から抜けられない人生を寓話的に表現している映画という解釈もあります。

これだけ訳分からないといろいろな解釈が存在すると思いますが、独特のとぼけた雰囲気がブニュエル映画の魅力のような気がしますので映画自体をそのまま見て楽しむのがいいような気がします。

映画の最初に「これは説明のつかない映画だ。」とテロップが流れます。とても親切な映画ですね。(笑)

バイバイ






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Last updated  2008/04/06 01:52:30 AM
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