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2010.12.04
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カテゴリ:子育て・教育
東住吉高校の説明会に行ってきました。娘は10月の説明会に友達と来ているので、私一人です。今日はダンナが同窓会で埼玉に帰り、娘は昼すぎから塾、息子は学校や友達と遊ぶということで、家族全員ばらばらに過しました。

東住吉高校は公立の第2志望校として考えている高校です。普通科のほかに日本で唯一の芸能文化科がある高校です。敷地は広くグランドは甲子園よりも大きいです。大阪市内で交通の便がよいのに、駐輪場も学内のいたるところにあり、誰でも申請すれば自転車通学できます。1時間以上かけて自転車通学する子もいるようです。

校長先生はもともとはこの高校の教師で、ほかの高校の教師を経て戻ってこられたそうです。そのためか東住吉高校の伝統や校風を守りつつも、学力向上のためにいろいろな改革をしていく途上であるということです。学区が広くなったことで、清水谷、夕陽丘などと競合するためか、公立ではあっても生徒獲得に非常に熱心だと感じました。説明会の後で、少人数単位で先生が丁寧に学校を案内してくれたのは東住吉高校だけでした。

先生の説明によると普通科の生徒はのんびりタイプが多い。よい面でもあるが、受験勉強は出遅れがちということです。国公立大学希望者は80名ほどいるが、センター試験を受けるのは50名。合格するのは20名ほど。学校としてはやる気のある80名を全員センター試験までもっていき、合格者を増やしたいということです。来年度の1年生からは基本週30単位が32単位となります。専用の自習室(私立高校ほど広くはないです)を備え、休暇中の学習マラソン(10時間学習×10日など)や学年数+1時間の家庭学習の推奨などをしているそうです。学習に関するアンケート調査では学習時間は確実に増えてきているということでした。どこででも先生を捕まえて質問できるように廊下の何か所かに机と椅子2脚が置かれています。

行事では体育祭に力を入れていました。応援スタンドは1週間かけて生徒たちが丸太を組んで作るそうです。応援も大きな張りボテのマスコットを作ったり、創作ダンスをしたりします。地域の人たちもたくさん見にくるそうです。

文化祭も盛り上がるようです。特に芸能文化科の生徒は日頃の練習の成果を発表する重要な日です。演劇、落語など1日中演目が続くそうです。ちなみに芸能文化科の入試には朗読が30分あるそうです。前期試験なので学区は関係なく他府県からの受験生もいます。タレントの茉奈・佳奈ちゃんもここの卒業生。彼女たちがいたころは体育祭を見にくる人の数が異常に多かったそうです。

私は中高生時代の同級生のHさんを思い出していました。彼女はすごく朗読がうまくて演劇部でした。高校では学年で演劇部は一人しかいなかったと記憶しています。彼女に「一人じゃ劇はでけへんね」って言ったら「できるよ。一人芝居っていうのがあるし。」と普通に答えたHさんに私はびっくりしたのを今でも覚えています。彼女ならここの芸能文化に合ってるように感じました。話が逸れました。

修学旅行はここ3年は台湾です。現地の高校で交流会があるそうで、生徒たちは事前準備に熱心ということでした。今はちょうど修学旅行前で、下調べした台湾の地理、文化、言葉、習慣などについて生徒たちが作ったパネルが展示されていました。楽しそう。

その他、学内を案内された中で特長と感じたところ
・50年かけて大きく育った木々。特に銀杏並木。
・同窓会館。合宿もできる。
・家庭科の授業/保育実習がある。(男子も赤ちゃんの沐浴、近隣の保育園の見学)
・家庭科の授業/調理実習に辻調(卒業生)のフランス料理の先生が授業
・野外ステージ(通称:石舞台)がある。
・トレーニングマシーンが充実(卒業生の寄付)

東住吉高校もなかなか魅力的でした。生徒がのびのびしているかんじがします。自然豊なキャンパスと個性派揃いの芸能文化の生徒たち(自己表現のプロをめざす子たちですから当然)がいることで、卒業後の進路もさまざまということです。都市部で通学しやすい場所にあるため、合格倍率が動きやすい、読みづらいというのがネックです。

東住吉高校のHP
東住吉芸能文化棟芸能文化棟。モダンな建物です。

東住吉銀杏銀杏並木「御堂筋」と呼ばれている





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Last updated  2010.12.06 22:50:22
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