泉州最大級の「多目的」音楽スタジオ <スタジオ0724>
「普通の事はやらない」のが前提の自分独自のオリジナルなビジネスを考え出す・・・というのが零細企業経営の基本戦略だと思います。平たく言えば、普通にやっていれば、いつかは倒産か廃業せざるを得ないのです。普通や業界常識的な事をやっていてはNGなのです。起業しても10年後には95%が倒産や廃業している・・・という日本の厳しいビジネスシーンですから。そんな考えのもとで、18年前に泉州の地場産業だった綿織物業から、当時まだ泉州では注目されていなかった都会型ビジネスであるトランクルームに転業したのです。それから10年経って、今度はこれも都会型のビジネスである「リハーサル音楽スタジオ」を、過去40数年を見ると泉州では殆どビジネスとして成り立っていなかったのに着目し、「大阪の片田舎である貝塚市で一丁やるか!」とタブーに挑戦したのです。都会の商売を田舎でやる・・・という誰もがやろうとしない(できない、やる気がない)事に意義があると勝手に信じ込んだのです(笑)。オリンピックでスケートボードが入賞して全国各地に同じようなスケートボード場ができ、アウトドアブームだからといって全国各地に同じようなグランピング施設ができたりアウトドアショップが出来たりしています。ホームセンターが自社店舗でアウトドア商品を売っているのにアウトドア専門店に進出したり、カーディーラーがアウトドアショップを併設したり・・・もうムチャムチャです。流行っていれば、何でもアリか・・・?しかし、これってビジネス的に危険なのでは・・・?ビジネスセオリーでは、似たり寄ったり真似をしたり、既に流行っている事に参入するのはNGです。流行る前に新規参入し流行っている時に撤退するのが理想なのは、弊社が1台1000万円もする最新鋭エアージェット織機20台を新工場建設とともにバブル前年の円高不況の真っ只中だった1987年に導入し、リーマンショックの2年前の2006年に撤退し北京オリンピック前の好景気に沸いていた中国に使い倒した中古織機を高値で転売でき、スムーズにトランクルームに転業(織物業を廃業)できた経験から得た人生訓です。ポイントはこういった大きな決断には1年の準備期間が掛かるという事で、直ぐにはできないので「先の先」を読む力が必要なのです。旧知のウインドサーファーもウインドブーム前の1970年代に泉州初のショップを始め、ブームが去りかけた時にすべてを売却して撤退しハワイに移住・・・という羨ましい人生を送り、今は気楽に1人でギター屋さんを営み、弊社スタジオのお客さんでもあります。まぁしかし弊社のような中小零細企業は、独自色を出す事でしか生き残れません。大手は流行りだからと全国展開して失敗しても閉店撤退するだけで済むのは資金力もあり銀行がバックについているからで、我々零細企業とバックボーンが違います。平たく言えば、公共事業は失敗しても誰も責任を取りませんが、我々民間の零細企業は失敗は許されない・・・或いは失敗しても、リカバリーできる範囲でないとダメという事です。それほど我々零細企業にとって新規事業に関しては成功への確率と精度が求められるのです。勇気も必要ですが、ドンブリ勘定ではダメで、失敗した時のシュミレーションを事前に練っておかねばなりません。という事で、8年前に地元貝塚でリハーサル音楽スタジオに新規参入しましたが、堺市の10分の1しか人口がないので「バンドだけでは集客できない(経営が成り立たない)」というのが念頭にあり、リスク管理としてバンド以外に「和太鼓」「ダンス」「フラメンコ」「レッスン(ドラム、和太鼓)」「サンドバッグ」もやっていく事で生き残りを賭けてきた事が結果的に4室に増設してスタジオ会員数も2650人を超えて泉州最大級の「多目的」音楽スタジオになってしまったのです・・・(汗)。特に和太鼓は大太鼓1台、中太鼓4台、小太鼓1台(鉦も)の計6台をラインナップしている事が、近年社会問題化している泉州各町の「だんじり鳴物」の騒音問題に少しでも役立っている事を実感します。お金儲けをしながら社会貢献している事が、68歳になっても未だ未だ頑張れる私の原動力にもなっているのです。この調子で大病をしなければ、少なくとも80歳まで現役でガンバレルでしょう・・・「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.comにほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ