映画「しあわせの隠れ場所」
大好きなサンドラ・ブロックの映画です。サンドラがゴールデン・グローブの主演女優賞に輝き、オスカーにもノミネートされているので、見逃したくない映画です。原題は“The Blind Side"「blind」とは目が見えないことですから、そこから発生して隠れ場所とでもしたのでしょうか?窓のブラインドも、暗くするとか、隠すとかからきていますね。映画の中でサンドラが、アメフトを教えるときに、「ブラインド・サイド」と言って使っています。あそこに重要な言葉が隠されているのだと思うのですが。それにしても、「しあわせの隠れ場所」ですか・・・・!?ホームレスの黒人少年を引き取って、高校にやり、家庭教師までつけて、大学のアメフトの奨学金を受けさせようとしている金持ち主婦。それがサンドラの役です。サンドラといえばブルネットの髪。それをブロンドにし、自分で何でも決めてしまうインテリの主婦をいい感じで演じています。「あなたは立派よ。あなたが彼を変えたのよ」と仲間から言われたサンドラが、「NO,彼が私を変えたの」というところ、スラムに行って、自分の子(黒人少年のこと)を傷つけたら黙ってはいないと啖呵を切るところなど、小気味よいところがいっぱいあって、見ていて、ワクワクします。そのほかにも夫婦の会話もいい言葉がたくさんつまっています。旦那がまた、うらやましくなるくらいいいんだ!これが、NFLのマイケル・オアー選手の実話だとか。これが実話なんて、信じられないくらいですが・・・暖かい気持ちで劇場を後にしました。