柳家小三治-ボクは歌の好きな少年だった
以前、ここで、柳家小三治の「まくら」という本を読んだ話を書いた。その続きがあって、「もひとつ ま・く・ら」というのが出ている。これがまたいいのだが、それはまたの機会にして、今日は、彼の歌のCDの話。「柳家小三治 歌ま・く・ら-ボクは歌の好きな少年だった」というタイトルのCD。インターネットで見つけて買ってしまった。昨日さっそく聞いたのだが、よかった。もちろん歌手ではないから、専門家から見れば、あちこちにおやっと言う所はあるだろうが、懐かしい曲を本当にしみじみ聞かせてくれて、胸いっぱいに幸せな気分が広がって、何て言うのだろう、なつかしさ?生きていて良かったなあと言うか、色々なことを思い出させてくれた。。もちろん間に彼の語り(まくら)が入るのだが、それより何より、歌がいいのだ。うまいのです。決して譜面どうりではないのだが(譜面台には楽譜ではなく歌詞がのっているといっていましたが)彼の人間性が出ていていいのです。「平城山」「落葉松」「山のけむり」などラジオから流れてきた歌に、耳を済まして聞いていたあの頃が懐かしく思い出されました。私も歌の好きな少女でした。母のオルガンに合わせて(まだその頃はピアノなど持っている家はなかった)一緒に合唱した(母がアルト)小学校時代が懐かしいです。楽譜(譜面)---music , a score 譜面台---a music stand