彼岸花
今日は秋のお彼岸の真ん中、秋分の日です。秋のお彼岸の頃になると、昔は墓地や土手、あぜ道などでよく見たのが彼岸花です。マンジュシャゲ(曼珠沙華)といい歌にもなっていますが、これは梵語で「赤い花」という意味だそうですね。今は庭で栽培している人たちが多く、都会でもよく見かけられます。赤だけでなく、白もありますね。花は花火が開いたように咲き、花が終わると水仙の葉を細くしたような葉が出てくるのも面白いです。彼岸花と言っても春のお彼岸には咲かないんですね。私はあの毒々しい赤がどうも苦手で、それに墓地のイメージが強く、株を分けてくださると色々な人から声をかけてもらうのですが、丁重にお断りしています。実際に根には毒があるんだとか。どうも彼岸花は遠くから見るのがいいようです。