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[旅] カテゴリの記事

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  田毎の月

  1反歩を48枚に分けた（四十八枚田）段々状の水田に移る月田毎（たごと）の月で有名な姨捨山。昔から歌枕としても清少納言をはじめ西行や実朝に、一茶、芭蕉などの句、また虚子の句や井上靖の小説、姥捨て伝説から映画にもなった楢山節考など枚挙にきりがありません。中でも長楽寺は天台宗のお寺であり、昔から月の名所として有名で、境内にはものすごくたくさんの句碑が（ごろごろと）立っています。芭蕉が句を読んだといわれる月見堂（観月堂）の横には大きな姥石が。また四十八枚田をはじめ1800の棚田があり、耕作に難しい棚田を荒れ果てたままにしてはいけないと「棚田貸します」と言う制度で全国に発信しています。そろそろ借り入れの時期で、藤沢から田んぼに来ている方とお話できましたが、田植えと草取り、刈り入れの最低3回は来ないといけないとか。でもこのお米を食べたらほかのお米は食べられないからと、がんばっているんだそうです。私は興味あるのですが、夫は「無理無理！」の人ですから残念ながら！！

  2014年09月18日

• 長野では昼は毎日そばでした

  長野旅行の間、毎日昼はそばでした。長野でも、松本でも、戸隠でもおいしいそばが食べられて嬉しかった。善光寺の前の、地元の人に愛されている蕎麦屋さん（名前は忘れた）は特においしかったなぁ・・・私も子供のころはそばよりうどんのほうが好きでした。夫の転勤で山形に住むようになってからは断然そば派に変わりました。山形のそばは、固く腰があって、黒くて太い田舎そばですが、長野のそばはもっと洗練された更科そば。どちらも甲乙付け難しです。でも関東に帰ってきてからは、更科そばが主流で、たまには黒くて固い山形のそばが恋しくなります。かくして、そば三昧の毎日でした。

  2014年09月17日

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  旧開智学校の中に・・・

  お城めぐりのあと、お城の近くの手打ちそばのお店でそばを食べ、明治６年開校の旧開智学校を見に行きました。この建物は歴史的建造物に指定されています。（ちなみに私の故郷の旧見付小学校（明治８年開校）も５階建ての木造住宅で歴史的建造物です。）昔のままに残っていて、中にはいろいろな資料もたくさんあり、知らないことも多かった。ここには普通の学校のほか、養護学校や聾学校、そして子守学校まであったようです。子守学校って？・・・・・・映画やテレビで、昔の子供が背中に小さい弟妹や、奉公先の子供を負ぶって学校に行くなんて場面がありますよね。そんな子守さんのための学校が、この中にあったのだそうです。写真も残っていて、みんなおんぶして授業を受けています。松本に行けば子守でも学校に通えると、遠く岐阜などからも奉公に来ていたとのこと。長野が教育県といわれるところでもあるのかな?

  2014年09月16日

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  松本城の英語ガイド

  またまたやって来ました、松本城です。前回に来たときには時間の関係で、お城のてっぺんまで行かれなかったので、今回はゆっくりと、時間を掛けて、朝早くから出かけてきました。MSGG（松本善意通訳者の会）のメンバーが外国人相手にお城めぐりのツアーを行っています。わが夫も神奈川のSGGのメンバーなので、御挨拶ついでに一緒に回らせていただくことになりました。私も英語ガイドに興味があり、ちょうどオーストラリアから来た夫婦二組の方の後ろに、金魚の糞よろしくついて回りました。子供たちも巣立って、友達同士で来たのだそうです。松本は初めてだけれど、お城めぐりは前にもやっているとのこと。興味のある場所も日本人とは違うようで、ガイドの方もやはり慣れているらしく身振り手振りも交えながら案内していきます。決して流暢な英語ではありませんが、抑えるところは抑え、重要なところは大げさに説明して、たいしたもんだと思いました。約２時間近くかかってお城の中を案内。楽しい時間でした。

  2014年09月15日

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  戸隠神社

  学生時代に一度戸隠に入ったことがありますが（何で行ったんだろう?合宿?）そばを食べた記憶しかないのが恥ずかしい。今回は戸隠神社に行ってきました。まず車で坂を上っていくと、最初に見えるのが宝光社です。車を止める場所が難しかったので通り過ぎ、中社まで行きました。神社なのに天上絵があって龍が描かれていました。そこからまた車を飛ばして奥社まで。大きな駐車場があって、そこからは徒歩です。往復１時間はかかるとのこと。まず大きな鳥居をくぐります。しばらく歩いていくと門があり、後ろに杉並木が続いていて神域に入った感じがします。空気がおいしい。しばらく平らな道を歩いていくと、だんだん上り坂になります。最後は案外急な階段です。ストックを持った若いグループに抜かれましたが、最後の階段で「ハーハー」言ってへばっていて、結局追い抜きました。奥社までの階段は急で、まず九頭竜社にお参り。その上にある崖を背にした奥社まで一気に上り、みんなの健康を祈ってきました。

  2014年09月15日

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  雲海の宿、おやきの宿、限界集落の宿

  長野から車で約１時間、途中から道なき道に入り、部落も見えません。夫がインターネットで予約した宿です。「こんなところに宿なんてあるの?」・・・・でも、ナビはもっと行けと言っています。山道をずんずん上っていった先に、突然開けた小さな部落。一番大きなわらぶき屋根の家、ここがむしくらの湯「やきもち家」です。限界集落を売り物にしている（？）宿です。ところが日曜日の夜なのに、満員。外国人も２組ほどいました。玄関先には大きな囲炉裏が切ってありそこでおやきを焼いていました。各自のテーブルには炭火が熾って、ジビエ料理を焼いて食べます。そのほかにもたくさんの料理があり、おなかいっぱいです。お湯もあまり熱くなくいい湯です。露天風呂もあります。さて、朝、窓の障子を開けると・・・・雲海です。しばらく見とれていると、動きます。あっという間に見えなくなったり、くっきりと見えたり。散歩をしようと宿の人に聞くと、林道しかないとのこと。あきらめて戸隠に向かうことにしました。

  2014年09月14日

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  善光寺の句碑

  芭蕉の句碑「月影や四門四宗も只一つ」一茶「春風や牛にひかれて善光寺」「開帳に逢ふや雀も親子連」そして漱石の句碑も・・・「生きて仰ぐ空の高さよ赤蜻蛉」まだまだ山頭火などたくさんありましたが・・・・さて、高野山で見た刈萱道心と石童丸にゆかりがある刈萱西光寺にも行こうと思っておりました。長野駅のそばにあります。近くまで行ったのですが、このお寺はビルになっていて、１階が駐車場。なんだかどぎつい絵が書いてあり、あまりにも俗っぽくて、前まで行ったのですが、入らずにやめてしまいました。お寺と言うより昔の小屋がけのようなイメージでした。山門に登ったり、戒壇めぐり（真っ暗闇）をしたり、大本願におまいりしたり、近くにある東山魁夷美術館に行き、大好きな青を楽しみ、充実した一日でした。

  2014年09月13日

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  久々のブログです

  信州に行ってきました。長野（善光寺）、戸隠、松本を始め、「田毎の月」で有名な姨捨、荒砥城、そして夫の父の故郷更埴まで足を伸ばし、4日間の楽しい旅でした。善光寺には夫の知り合いがいて、お寺の中をじっくりと説明していただき、ありがたかったです。ちょうど田辺聖子の「姥ざかり花の旅笠」を読んだばかりなので、昔をしのびながら面白くお話を聴きました。さて、クイズです。鎌倉の鶴岡八幡の扁額の字には鳩の形が二つ描かれていますが、善光寺にも描かれています。いくつでしょうか?そしてまた牛に引かれて何とやらで、牛の顔も隠れていました。（鳩は５羽です）面白いですね。

  2014年09月12日

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  修禅寺と修善寺

  修善寺は昔は田方郡修善寺町でしたが今は伊豆市修善寺町です。町の真ん中に桂川が流れ、温泉町です。駐車場から街中に歩いていく途中の道には、夏目漱石がかつてここに療養していたことから、漱石にちなんだ俳句や漢詩などが表示してありました。川の真ん中に伊豆最古の温泉といわれる独鈷（とっこ）の湯があります。今は足湯になっていますね。まず、修禅寺へ。弘法大師が開基したという古刹。鎌倉時代に源頼家や範頼など源氏一族の興亡の舞台になりました。山門は修理中で、ちょっと残念。そこから筥湯（はこゆ）を通って指月殿へ。指月殿は伊豆最古の木造建築のお寺。北条政子が息子頼家の冥福を祈って建立したのだそうです。横には源頼家の墓と彼を守った十三士の墓があります。古い仏像も見て散策。漱石記念館に行けなかったのは残念。温泉に入れなかったのはもっと残念でした。

  2014年07月05日

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  伊豆へバス旅行

  源頼朝の即席を訪ねる研修旅行で、伊豆へ行ってきました。平成の大合併で、かつて馴染んだ市や町の名前が消えて、伊豆市、伊豆の国市というあまりにもお粗末な名前に変わり、腹立たしいことこの上ない有様です。まず、付け根の三島へ。三島大社です。参道は青葉でむせ返るよう。大きな洞のクスノキはロープとつっかい棒で、何とか立っていますが、立派に葉を茂らせています。神馬舎の上には河合玉堂の描いた絵馬が・・・正子と頼朝の座ったという腰掛石立派な本殿です。国の天然記念物の、樹齢1200年といわれている金木犀。しっかり見て、修善寺へ向かいました。

  2014年07月04日

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  久しぶりの大仏様

  鎌倉の大仏もいいのですが、奈良の大仏さまに恋しています。久しぶりの対面に大仏殿が見えてきてもうドキドキ・・・仁王門をくぐります。日本一の仁王様もお出迎え。さてさて大仏殿に入ると、人、人、人の波。老若男女、日本人に外国人。まずはみんなの後ろから。そしてぐるぐるまわってしばらくボーっとお姿を拝見。満足いくまで眺めて拝んで帰ってきました。次はいつになるでしょうか？

  2014年05月01日

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  伊賀上野

  奈良に行く途中に前々から行きたかった伊賀上野に立ち寄りました。ここは本能寺の変で明智光秀が織田信長を打った後、落人狩りを逃れ、徳川家康が伊賀越えをした場所です。ここから伊勢に出て、海路岡崎城にたどり着いたのでした。家康の運の強さでしょうか？伊賀忍者の服部半蔵の力も大きいんでしょうね。伊賀上野城は大阪との決戦に備えて、家康が藤堂高虎に築城させたお城です。またここは芭蕉の生誕地であり、世阿弥の生誕地でもあります。芭蕉の生まれた家は残っていました。でも世阿弥については市の観光案内所の人たちも首を傾げるばかり。世阿弥の生誕地ということで毎年9-10月にかけて薪能をやっているのに・・・むしろ伊賀忍者を広く宣伝していました。忍者に扮したアルバイトの人たちがたくさんいて、望む人には忍者の衣装を着させて写真を撮ったりしていました。いい大人が喜んでいてばかばかしかった。

  2014年04月27日

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  お伊勢参り

  伊勢神宮は、式年遷宮と言って２０年に１度社殿を新しく作り変えます。これは伊勢神宮がかやぶき屋根で、白木の柱を地面の上に突き刺しただけの掘立柱建築で、基礎石などがないため、風雨に晒されると朽ちるのが早いためだそうです。なぜそんなつくりに？お寺と違って神道は常に新しく穢れがないことが大事だからとも言われています。莫大な国費を使っても遷宮をしたのは天皇の力を見せ付けるためだったのでしょう。そのため寸分違わない社をつくり、宝物なども移し変えるのだとか。下は今建築中の内宮です。内宮、下宮だけでなく別宮なども作り変えるので、どこにも今あるお宮の横に同じような土地があって、そこに作るんですね。これは月夜見宮です。向かって右横に新宮を作る土地があります（小さな社が立っています）が、まだ手付かずです。お宮だけでなく橋も鳥居も作り変えています。お伊勢さんには１２５のお宮があるのだとか。これを全部新しくするのかしら？そしてその材木は、本来裏の神域の山のヒノキを使っていたのだそうです。内宮や下宮は新しい木材を使うとしても、まだまだ使える材木は削りなおして末社に使っていくのだそうです。技術も伝えなければいけないし、相当数の宮大工が必要ですよね。いろいろな意味で調べていくと面白いのでしょうね。

  2013年08月30日

• ウサギとコヨーテですって・・・・

  アメリカはダラスに駐在している息子のはなし。あちらの家は隣家との境がほとんど仕切りがありません。しかし犬を飼っているので、庭に仕切りのある家に住んでいます。その庭は芝が敷き詰めてあるのですが、庭にボコボコと穴が開いていて、そこからウサギが顔を覗かせるのだそうです。芝生が痛むので毎日奥方はウサギとの攻防戦だそうです。そういえば、ドイツのときも近くの公園に穴ぼこがたくさんあって、そこからウサギが飛び出したり、隠れたりしてましたね。見る分には可愛いと言っていられますが・・・・そして夜になると近隣の家から犬の鳴き声が・・・そんなときは近くにコヨーテが来ているのだそうです。昔カリフォルニアに住んでいたとき、リス（家に巣を作っていた）や鹿、七面鳥は家の前の公園で見ましたが、コヨーテは国立公園の中でしょう。ワイルドな話しです。

  2013年06月09日

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  室生寺

  大好きな大好きな、女人高野の室生寺です。今回は、普段は入れない国宝の金堂内の外陣から、ご本尊の釈迦如来立像（国宝）や十一面観音立像（国宝）の特別拝観です。私が好きなのは国宝ではなく重文ですが、如意輪観音菩薩坐像です。そして弥勒堂の特別拝観も。弥勒菩薩もなんとも言えず穏やかで優しいお顔です。どれもこれも平安時代のもので、それはそれは素晴らしかった。

  2013年03月22日

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  奈良長谷寺

  長谷寺というと、近くにある鎌倉の長谷寺を思い出しますが、奈良の長谷寺にようやく行って来ました。何十年ぶりでしょうか？梅をはじめ桜も咲き始め、きれいです。何といっても、門の前から続く登廊が迫力ありますね。どうしてもご本尊の大観音像が見たくて、特別拝観に間に合わせました。この期間中は御足に触れることが出来ます。その御足に触れながら願い事をすると叶うとか。また宗宝蔵の特別寺宝展もみられます。ゆっくり見学し、散策し邸たらお昼。突然ほら貝の音が響きます。お坊さんがふたり、それぞれの音で合奏です。そこに般若心経が唱えられ、しばし呆然。最高です。舞台の上から見るお山はまだ桜には早かったですが、いい景色でした。鎌倉の長谷寺の観音様は、この奈良の観音様と同じ木で彫られたものを海に流したら、１５年後に相模の海に流れ着き、そこにお寺を作ったとか。これは鎌倉で聞いたこと。いずれにせよ、きれいに手入れされた庭園を見るだけでも心が洗われます。

  2013年03月21日

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  奈良・薬師寺の桜

  ３泊４日で奈良に行って来ました。薬師寺の薄墨桜です。今年の桜は遅いと言っていましたが、この陽気でいっぺんに花開いてしまいました。

  2013年03月20日

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  パラセーリング

  昔の写真が出てきました。貴重な体験です。昔、メキシコのカンクーンに遊びに行ったときのこと。あまりに海がきれいで、パラセーリングに挑戦しました。私が先にトライ。パラシュートを背負って海岸に立っている私を（私も走ります）、モーターボートがぐんぐん引っ張ります。あっという間に海の上、まだまだ紐は伸びて、ものすごい高さ。海岸沿いのホテル群が足の下に見えました。風も海のにおいもすべて感じられて、まるで鳥になった気分。「楽しかったー！おもしろかったよー！」いい気持ちで帰ってきて、さぁ夫の番。まさかあんなに高くなるとは知らず、夫はしり込みをはじめ、逃げ出しました。（ハワイでやったときはもっと低かった）今でも「やーイヤーい、弱虫め！」と何かにつけていじめる材料になっています。出来たらまたやってみたいですね。楽しかった経験です。

  2012年11月14日

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  熊本水前寺公園の能舞台

  水前寺公園は熊本藩初代細川忠利が開いたのが始まりで、回遊式のゆったりした、水のきれいな公園です。広いお庭の片隅に出水（いずみ）神社の能舞台がありました。春と秋の例祭と夏に薪能を催すようです。普段はガラス張りで、雨風を防いでいます。

  2012年10月30日

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  カナダで大地震？

  カナダ西部で地震が発生し、津波がハワイまで来たとのニュース。なんだか地球規模で、あちこちが軋んでいます。富士山だっていつ噴火をしてもおかしくないと言われると、もうどこにいても災害は避けられないのではと、暗澹たる思いになってきます。そんな中、雲仙普賢岳の噴火で被害にあったところの様子を見てきました。1991年6月、火砕流によって流されしまった住宅が何件も、その当時の状態で、そこに埋もれています。思わず息を呑む有様です。普賢岳は雲に隠れて見えませんでしたが、あれからもう２０年以上経つのですね。東日本大震災の津波の被害の跡も、もっともっとひどい有様だったのでしょう。早く復旧して普段どうりの生活を取り戻して欲しいものですが、この政治のていたらく状況ではいつになるのやら。もっともっとひどいのが、原発漏れによって故郷を追われた人々です。また冬がやってきます。何とか笑顔を取り戻せるように私たちは何ができるのでしょうか？

  2012年10月29日

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  島原城

  長崎の帰りに寄った島原城です。天草四郎の戦いのあったところで、隠れキリシタンの資料が残されて下り、弾圧のすごさも垣間見られました。

  2012年10月28日

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  棚田

  棚田百選に選ばれたという長崎の棚田。お百姓さんの苦労は大変だと思いますが、日本はきれいです。

  2012年10月27日

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  長崎の夕日と夜景

  長崎駅から見た夕日は、長崎港を挟んだ稲佐山の方向に沈んでいきました。長崎は港を真ん中にして三方が山ですから、山の上から見る夜景はそれはそれはきれいだとガイドの方が自慢していました。中でもテレビ塔がある稲佐山からの夜景は、大パノラマで、函館、神戸と日本三大夜景の１つとか。函館も神戸も見ているから、それでは見るしかないねと山の頂上へ。さすがにここは歩いては上れず（夜です）、車で行きました。すばらしかったですよ。でも、タクシーの運転手さんが「モナコと香港と長崎は世界３大夜景に認定された」と大威張りしてましたが、本当かな？

  2012年10月24日

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  長崎中華街

  長崎の中華街の近くに宿を取ったので、毎日傍をを通りました。横浜に比べると小さい小さい。東西南北に門はありますが、あっという間に通り抜けられます。そこに関西からの中高生の修学旅行が、押すな押すなに群がっていて、どこの店も満員状態。それはいいのですが、お勧めは何といっても「長崎ちゃんぽん」と「皿うどん」。その上目をむいてしまったのが、「横浜中華街ではどの店のちゃんぽんがおいしいですか？」と、マジに聞かれた事。「えっ！うっ！」「ちゃんぽん」なんて、中華の店で食べたこと無いよ。「ちゃんぽん」は「リンガーハット」でしょ。ちょっとしたカルチャーショックでした。

  2012年10月23日

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  あぁー長崎は坂ばかり

  歩いていくとすぐに坂にぶつかります。だから長崎のお年寄りは元気なのですね。唐人屋敷町の中の坂道です。竜馬の亀山社中に行くのは、寺町の興福寺から。行けども行けども坂・坂・坂、きつかったなぁ・・・まだまだこれしき・・もっと上です。昔の人はどうしたんだろう。信じられない。シーボルトの屋敷のある鳴滝も坂だらけもちろん大浦天主堂もグラバー邸も坂の上。有名なオランダ坂も雰囲気は抜群。日本二十六聖人殉教地も・・坂道を登って毎日毎日歩いて歩いて、上って下りて、上って下りて、足腰鍛えられました。でも好きだなぁ長崎の町。

  2012年10月22日

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  長崎・軍艦島

  軍艦島には興味があって、いつか行ってみたいと思っていたのです。この島では江戸時代に石炭が発見され、佐賀藩が細々と採掘をしていたのだとか。明治23年、三菱の経営となり、本格的な海底炭鉱として創業されました。最盛期にはこの小さな島に5300人もの人が生活していたそうです。台風の影響も無く、船が出るとのことで、軍艦島の上陸ツアーに参加しました。長崎港ターミナルから南西に19キロ、本当の名前は「端島（はしま）」。その外観が、軍艦土佐に似ていることから軍艦島と呼ばれましたが、まさに岸壁すれすれに鉄筋の高層アパートが立ち並んでいる光景は軍艦の名前がぴったりです。海底炭鉱の島で、島の地下が炭鉱。ただただ炭鉱で働く人のために作られたアパートや、その家族のための学校、病院、商店、プールもありました。そして神社やお寺まで、すべてこの島の中で間に合うようにできていたとか。さすがにお墓だけは隣の島に作ったそうですが・・・それにしても操業をやめた1974年からわずか40年足らずで、こんなにも荒廃してしまうのですね。多分潮風が大きく影響しているとは思いますが、鉄筋コンクリートのもろさが不気味でした。廃墟そのものです。

  2012年10月21日

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  富士山

  長崎へ行く飛行機の中から撮った富士山です。西へ行くときは必ず富士山を捜しいる私がいます。静岡で育った私ですので、やはり南側から見た富士の御山が一番きれいだと思っているのですが、飛行機に乗ったときもやはり捜してしまいますね。まだ頂上には雪もありませんでしたが、そろそろ初冠雪の便りも聞こえてきそうですね。

  2012年10月20日

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  長崎の旅

  長崎へ行って来ました。５日間、同じホテルに泊まり、バスに乗り、電車を使い、坂道に格闘しながら、水とカメラを持って、夫と二人、毎日毎日歩きました。最後はレンタカーをして雲仙泊経由で熊本に出て、帰ってきましたが、充実した楽しい旅でした。それにしても、坂道の多いこと、急なこと。ちょうど扇状の要のところが坂ノ下で、広げた扇子の羽のてっぺんが坂の上です。ある時は、歩けどもも歩けども目的地ははるか上。くじけそうになりながらも、７０歳に近い二人ががんばって、達成感は100パーセントです。行きたかった場所、見たかったところはもちろん、知らなかった長崎に会えて、満足満足。私の中では長崎は教会の街だと思っていましたが、何の何の、仏教寺院の多いこと。それも大きな（でっかい）すばらしいお寺が、これでもかこれでもかとあって、見ても見ても見足りない有様。長崎、いいですね。大好きな街になりました。

  2012年10月19日

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  石山寺(大津)の紅葉

  琵琶湖のほとり、石山寺の紅葉です。山門の入り口から期待できそうな感じ。ワー！！きれい本当に真っ赤っか！本堂からの眺めもすてきです。紫式部もここで源氏物語を書いたのだとか。時間があったら奥のほうまでも、もっと散策したかった。

  2011年12月04日

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  嵯峨野の紅葉

  大原へ。紅葉の真っ盛りです。三千院の紅葉実光院では抹茶を飲みながら、ちょっとゆったりとお庭を拝見。そしてその後、歩きながらお庭を拝見。不断桜と紅葉の取り合わせが面白かった。勝林院、宝泉院なども見て、寂光院へ。寂光院へと続く道はのどかです。ようやく来ました。平家物語の世界です。悲劇の皇后建礼門院がひっそりと余生を送った場所です。本当にいい時に来ました。こんなに美しい紅葉に出会えて、幸せでした。

  2011年12月03日

• こんなに食べられませんよー！！

  やっぱり！思っていたとおりだった！！アメリカでの食事は・・・量が多いです。糖尿病の私ですから、ずいぶん控え、加減して食べていたのですが、なんといっても油の量が違います。あっという間に、良くなっていた血糖値がドカーンと上がりました。バター、ミルク、クリーム、揚げ物も半端ではありません。デザートのケーキの大きさと砂糖の量。ほとんどパスしたのに・・・昔と違って、サラダも多く見られますが、ドレッシングもすごい！サイドメニューは何と言ってもポテトが半端じゃない！！アトランタで、お勧めはと聞いたらカキフライとオクラのフライだとのこと。出てきたものを見て、うなってしまいました。いくらなんでも多すぎます。これで6-7個食べた後なんですよ。昔はこれをぺろりと食べてしまっていたと思うと、糖尿病になってしまったのも仕方ないかなとも思ってしまいますが・・・・

  2011年10月27日

• カーナビとＧＰＳ

  盛りだくさんの旅でしたが、今回の旅行は本当に楽しかった。疲れましたが、いい思い出ばかりが残っています。しばらく時差ぼけがひどく（いまだに続いています）、朝早く起きてしまいます。それにしても、今回カーナビに頼るつもりで、地図を持っていくのを忘れ、ひどい目にあいました。どこのレンタカーでも、貸してくれます。ドイツでもそうでしたが、カーナビと言うより、ＧＰＳなんですね。ダッシュボードの上にちょんと置きます。日本のカーナビと違って、地図の全体像がでません。今走っている道路だけが映されて、慣れるのに大変でした。今地図上でどこを走っているのか、東西南北も示されませんし・・・わからないのです。よくわかっているところならいいのですが、全く知らない土地ではオタオタしてしまいました。ましてやあの広いアメリカ大陸を突っ走るのですから・・・ドライブインでも地図を売っていないのですね。昔はAAA（トリプルＡ）に行けば地図をもらえたのですが・・・いいような悪いような・・・

  2011年10月26日

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  ナパでワインを

  ナパバレーはワイナリーも本当にたくさんあって、どこで何を選べばいいか迷います。ＢＶで3本、買い求めました。飲みやすく、おいしく、昔から良くここのを飲んでいました。こんなワイナリーも。遠くに見える白い建物はロバート・モンダビ・ワイナリーです。オーパスでも3本買いました。ヒーッ高い！！孫の1歳の誕生日に1本空けるんだそうです。

  2011年10月25日

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  ナパ（カリフォルニア）バレー

  カリフォルニア・ワインで有名なナパです。行けども行けどもブドウ畑。もう少しすると、ブドウの葉の紅葉がきれいなんですが、ちょっと早かった。でもきれいなブドウ畑の中、あちこちのワイナリーを試飲しながらまわるのは楽しいことです。ブドウ畑を近くで見ると・・・もっと近くで見ると・・・・ワイン列車も走っています。ランチと、ディナーの時間、ワインを飲み、食事をしながらゆっくりと列車は走ります。昔、一度だけワイン列車でディナーを楽しみました。

  2011年10月24日

• 強盗に出会う！！

  ギルロイ（カリフォルニア）のアウトレットで買い物をしていた時のことです。孫のもの、子供に頼まれたものなど買って、ブラブラと歩いていた時です。ある有名なバッグのお店から黒人の太ったおばさん2人、両手にたくさんのかばんを抱えて、飛び出してきて、ぶつかりそうになりました。「ん？？」なんだ？お店を見ても誰も飛び出してきません。そのうちに「キーー！」と車の発車音というか何と言うか・・・車がものすごい勢いで飛び出してきました。そこに白人の男の人が飛び乗って、サイドミラーをつかみながら引きずられていきます。結局、男の人は振り落とされて、車は逃げていきました。強盗？まるで映画の一場面を見ているようでボーっとしていました。そしたらお店からようよう人が出てきて、口々に叫んでいます。「強盗！！」ガードマンのような人や、そのうちに警察の車がたくさん集まりましたが、買い物客はあちらでもこちらでも「すごいね、恐ろしいね」と知らぬもの同士、話しています。銃を抜かれて、お店の人は飛び出せなかったのかしら？それにしてもお金ではなくバッグとは。まあ、開店してまもなくだったからお金も置いてなかったのかも。その他大勢の観客は何事もなかったのでかしましいことかしましいこと。これって日常茶飯事？・・・まさかね？！

  2011年10月23日

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  ヨセミテ

  大好きなヨセミテへ、また来ることが出来ました。いつ来てもすごい景色です。ハーフドームには雲がかかり、寒かったー。エル・キャプテンは相変わらずすごい迫力で迫っています。前の日にチョロチョロだったブライダルベールは、夜中の雨ですごい滝しぶきに変わっていました。山の上は雪になり、寒いこと寒いこと。今回は、あの世界的に有名な、1年から2年前に予約を入れないと泊まれないと言われているアワニホテルに１泊します。たまさかキャンセルがあったらしく、１部屋空いていたので、２ヶ月前に予約をしたと言ったら、アメリカ人が「信じられない」「ラッキーだね」と興奮気味に肩をたたかれました。このヨセミテが発見された時から営業しているホテルです。ヨセミテバレーの奥深く建つ、重厚なホテルです。車の中に余分な荷物を入れたままにしてホテルに入ろうとしたら、熊が冬篭りする前で食物を探してうろつくから車の中には物を入れておかないように言われました。そういえば、こんな立て札があちこちに立っていました。私たちの部屋は東西に窓があり、窓のまん前に、グレイシャー・ポイントが見えます。時々鹿が窓の外を歩いています。小鳥もリスも我が物顔に歌を歌っています。ホテルの中は、暖炉の火がバンバン燃え、暖かく、暖炉の前でみんな本を読んだりおしゃべりしたり、ゆったりと時が流れていきます。雨が降り、山の上は雪。まるで墨絵のような景色です。

  2011年10月20日

• サンフランシスコからサンノゼに

  サンフランシスコに着きました。列車の駅のレンタカーオフィスは閉まっていて、そこからオークランドまでタクシーで行き、オークランド空港でレンタカーをしました。いよいよサンノゼ。昔13年間住んでいたところです。アメリカを去ってから、考えたらもう11年も経っています。意外と覚えているようで覚えていないのですね。最初に住んでいた家はわかったのですが、最後に住んでいたところがわかりません。二人で「あぁだこぅだ」と、道の名前もあいまいですその上、建物や店が変わっていて、一番驚いたのは日本食屋さんより韓国料理の店が多いこと多いこと。そして、インド人が前以上に目立ちます。大好きだったピザのお店はつぶれていて、楽しみにしていただけに残念でたまりません。それでも、おいしいものがたくさん食べられました。

  2011年10月18日

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  デンバーからサンフランシスコまで列車で

  デンバーからは列車の旅です。シカゴ発のアムトラックは、ほとんど大陸横断列車です。シカゴから2日半も列車に乗っています。。我々はデンバーからの36時間、1日半の旅です。デンバーを朝8時5分発の列車は3時間半遅れで、11時半に出発です。日本では考えられませんが、ヨーロッパでもドイツを除いては、遅れるのは当たり前でした。そんなところもドイツと日本は似ていますね。それにしても3時間半遅れとは・・・・デンバー駅で、車掌さんがまず寝台個室に乗る人（sleeper)から切符を切ります。我々は寝台個室です。昼食、夕食、朝ごはん、そして昼食と4食、列車で食べますが、寝台車の乗客は、お酒以外の飲み物も食事もタダです。車掌さんが、夕食の予約の時間を聞きに来ました。寝台車の人が終わってから普通車の人の時間です。食事もかなり選べておいしかったです。日本の北斗にも乗りましたが、寝台個室は日本のほうが広いかな？ソルトレイクシティ、リノ、サクラメントを通りサンフランシスコまで走ります。はるかに続く線路です。窓の外は色づき始めた木々。川に沿い、崖っぷちを走ります。リノの駅でのマンホール。サクラメントに近づき、昔の線路が見えます。湾が見えてきて、いよいよ終点に近づいてきました。サンフランシスコのエメリービル駅に到着です。

  2011年10月17日

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  ロッキーマウンテン国立公園

  ロッキーマウンテン国立公園へアメリカ人御夫妻とドライブ。広大な自然の中に、そろそろ色づき始めた木々が・・・懐かしいアメリカの風景です。エステスパークから入ります。エルクの群れがあちこちに見られ、みんな車を止めて写真をとっていました。色々なスポットを案内してくれます。標高が上がるにつれてアスペンの葉の黄葉がきれいです。赤はないんですね。黄色、黄金色と、光に反射し、これはこれでまぶしいくらい。途中のサンドイッチやさんで買ったおいしい昼食を食べ、ベアーレイクの回りを1周。ゆっくりと歩きました。湖も黄金色を写し、本当に美しい。ハイカーがいっぱいです。帰りはボルダーに入り、ホテルで夕食。昔からある由緒あるホテルです。昔、このホテルに泊まったことがありました。

  2011年10月16日

• デンバー（コロラド州）での失敗

  デンバーの空港には、アメリカ人の友達夫婦が迎えに来てくれました。まず一緒にランチをし、その後町を歩きました。お宅に2泊させてもらいました。夜はまた夫の友人夫妻も交えて3組で食事。アメリカン風の中華です。おいしかったのですが、ここで私が大失敗。カメラをこの店で落っことしたのに気付かず、翌日になって慌てふためき、幸いにも何度も店に掛け合ってくれたおかげで、翌日に無事私のところに戻ってきましたが、これが私たちだけだったらあきらめていたところです。お店の、私たち担当だったウエイトレスがいい人でよかった。

  2011年10月15日

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  アトランタ

  ナッシュビルから、アトランタまではまたレンタカーです。途中大雨でワイパーも何の役にも立ちません。みなゆっくり走っています。急ぐ旅でもないけれど、雨のおかげで、途中少し見たかったところもカットです。アトランタは2泊。久しぶりにＢ＆Ｂ（ベッド・アンド・ブレックファスト）に泊まりました。昔からある家を改造した、朝ごはんつきの宿泊施設です。大体家族経営で、ファミリアです。この家はアトランタのダウンタウンにあり、1891年に建てられたもの。外観も中もほとんどは昔のままですが、私たちの泊まった部屋はバスルームだけが現代風に改造、ジェットバスまであり、気持ちがよかった。夕食も歩いて出かけられました。まずはマーガレット・ミッチェルの生家へ。彼女のタイプライター。これであの「風と共に去りぬ」が生まれたんですね。隣にある建物は、映画「風と共に去りぬ」関係のものが展示。歴史博物館に行き、広大な敷地に建っている実業家のお屋敷（マンション）を見学。やっぱり綿花で財産を築いたようです。中は撮影禁止。農場の人たちの建物もあり、家の外には調理場、納屋、燻製場、鍛冶場などが建てられ、昔の農民の生活が垣間見られます。またその下で奴隷となっていた黒人たちの建物も残っていました。本当に狭く、農場の家と比べても月とスッポンどころではありません。夫は南北戦争の戦場を見たいと、車を走らせ山のほうに向かいます。ここは、山の上に南軍が陣を築き、北軍がゲティスバーグ勝利の後、山の下から攻め混んできた場所です。ここで南軍が負け、アトランタへと攻め込まれた屈辱の場所です。結局この敗けが、アトランタの陥落へと続きます。街が焼け落ちる「風と共に去りぬ」のあの場面です。アトランタからは飛行機で一気にデンバー（コロラド州）へと向かいます。

  2011年10月14日

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  ナッシュビル

  「ミュージック・シティ」の愛称のあるナッシュビルはカントリー・ミュージックの本拠地です。カントリー・ミュージックの博物館は一見の価値あり。ゴールデン・ディスクの中に、知っている歌手や曲の名を探すのも楽しみ。エルビス・プレスリーのゴールデン・キャデラックのバカでかいこと！！泊まったホテルは、ラスベガスを除いて全米で一番大きいんだとか。たまさか、ライマン劇場でエルビス・コステロのコンサートがあり、切符を手に入れて、楽しんできました。2時間半、舞台の上でコーヒーと水のペットボトルを飲みながら、出ずっぱりで歌いっぱなし。精力的な舞台にさすがと・・・ミュージック・ロウはカントリー・ミュージックを聞かせるお店がずらり。そして、目の前のAT&Tビルは通称バットマンビル。よく似ています。歩いて、見て、聴いて、ナッシュビルを楽しみました。

  2011年10月13日

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  マンモスケーブ国立公園とリンカーンの家

  姪の家族がケンタッキー州に住んでいます。まだ私が足を踏み入れたことのない州なので、今回はそこにお邪魔しました。姪夫婦が車で4時間ほどかかるマンモスケーブ・ナショナルパークに連れて行ってくれました。世界で一番広く長い洞窟で世界遺産にも登録されています。先日訪れたトルコのカッパドキアともまた違った趣です。その後リンカーンの生まれた家を見に行きました。ニューヨークのリンカーン聖堂を模した家の中に、まるで平泉の金色堂のように、丸太小屋が鎮座ましましていて笑ってしまいました。その後、リンカーンの育った家なども見てきました。近くには奥さんの家や、またリンカーンの町もあって、リンカーン一色です。リンカーンは北軍ですが、ケンタッキー（ケンタッキーは奴隷州でした）出身です。そう言うとアメリカの友人達は「知らなかった」と複雑な顔をします。色々あるようで、「あなたはどっち側？」ときかれてもねぇ・・・・。

  2011年10月12日

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  ２つの旧セントラル・ステーション

  シンシナティ（オハイオ州）にある中央駅（セントラル・ステーション）は、今は夜中に1本だけ鉄道（客車）が走るだけで、建物のほとんどが博物館になっていました。歴史博物館、科学歴史博物館、子供のための科学館などです。広い構内はカフェがあり、親子連れが大勢来ていました。川の向こうはケンタッキー州です。一方、コロラド州デンバーのセントラル・ステーション。こちらも古い建物ですが、シンシナティほど立派ではありませんでした。ちょうど改修が始るところだったらしく、構内は人っ子一人いず、日本でインターネットで注文した切符を交換に出かけて、迷子。あちこち歩いて、コロラドロッキーズのホーム球場（下の写真）の先に、仮の駅舎を見つけ無事買うことができました。20年以上前に2-3回来たコロラドですが、ずいぶんと洗練された都市になっていました。

  2011年10月11日

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  アメリカ旅行

  今回のアメリカ行きはもちろん飛行機でアメリカに入ったのですが、夫と二人レンタカー、飛行機、列車と盛りだくさんの旅です。まず日本からシカゴに入り、そこから姪の住んでいるケンタッキー州までレンタカーで5時間。そこからテネシー州ナッシュビル、ジョージア州アトランタまでレンタカーです。アトランタからは飛行機でコロラド州デンバーに行き、アムトラックの寝台車でサンフランシスコへ、そこからはまたレンタカーでヨセミテ、昔住んでいたサンノゼへと行きました。9月から10月にかけてのアメリカは夏から秋へ。暑さも寒さもストーム（嵐）も黄葉も満喫しました。シカゴからケンタッキーに向かう途中の火力発電所です。

  2011年10月10日

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  アメリカの雲

  今回のアメリカ旅行は雲の写真が多いです。季節は夏から秋に変わるときで、その上嵐にあったりしたので色々な雲が空にあり面白かった。日本と違って、広大な場所での空は変化に富んでいました。シカゴの空ケンタッキーの空ケンタッキーの夕焼けロッキーの虹サンフランシスコ・ベイの雲風車のある山（カリフォルニア）ギルロイ（カリフォルニア）の雲

  2011年10月09日

• 小都市松本

  松本って、いい町ですね。松本に行って驚いたのはシャッター通りを見かけなかったこと。地方都市って、案外駅前がシャッター通りになっていたりしますよね。昔ながらのお店が案外多く、それなりに商売が続けていられるようです。大都市のチェーン店もそれなりにあるのでしょうが、地元のお店を大切にしている様子が見られます。昔はここが長野の中心だったのに、長野に新幹線の駅が出来、ここは新幹線から取り残され、東京に出るのも乗換えが必要です。近隣の町の方はここに買い物に来るのでしょうか。いかにも地元というお店が、ケーキやさんや和菓子屋さんをはじめたくさんあり、街の人たちも誇りにしているようです。もちろん、お蕎麦屋さんは吐いて捨てるほどあり、それぞれが手打ちのおいしいお店です。どこに入ろうか、迷うくらいです。（いる間、毎日お昼はザル蕎麦三昧でした。）都市でありながら、湧き水が豊富で、市内各場所に、井戸があります。「この水で沸かしたコーヒーはおいしいよ」とペットボトルを持ったおじさんが自慢されていました。シックな町並みと、松本芸術館（館長は「おひさま」のお父さん役の串田和美）やハーモニーホール、文化会館などの立派な建物を箱だけにしないで、活用し、中村勘三郎の中村座、小沢征爾の斉藤記念フェスティバルなど、文化的にも恵まれているこの松本は住みやすそうだと思いました。文化の香りがする町って好きです。

  2011年09月12日

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  安曇野ちひろ美術館

  念願かなって安曇野のちひろ美術館に行ってきました。安曇野はちひろの両親が信州出身で、ここで育ったちひろの原風景に出会える場所です。北アルプスを望む広大な敷地の中に建つちひろ美術館は、子供も、昔子供だった大人も楽しめるように設計されています。もちろんちひろの絵本の原画がたくさん展示されていますが、そのほかにも、世界の著名な絵本作家の原画や資料、絵本の歴史の部屋、子供達のための図書館も備えられていて、絵本好きにとってはたまらない場所です。午前中かかっても離れがたく、多目的ギャラリーで行われていた夏休みのワークショップには参加できませんでした。ここでは地元の中学生がボランティアで子供達と一緒に、ちひろのあのぼかしの水彩技法を使ったワッペン作りをしていました。聞けば、中学生達は読み聞かせもするようで、一度見てみたかったです。もう一度、今度はゆっくりと1日かけて来たい所でした。（裏庭のひまわりとブルーサルビア）

  2011年08月17日

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  松本城

  松本城です。5層6階。いいお城です。別名烏城。黒くてカラスみたいだから。黒いのは漆塗りだそうで、毎年少しずつ塗り直しているのだとか。それまでの小さな城だったのを、今のような形態にしたのは石川数正。お堀の水は湧き水です。そのため、橋の両側を見ると水面の高さが違います。石垣は野面積み。太鼓門の玄蕃石が一番大きい。明治維新後、天守閣が競売され解体の危機にさらされたが、地元の雄姿の力で買い戻された。よって、市民は自分達の城との誇りがあるようです。

  2011年08月13日

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  水辺の風景ー涼しさを求めて

  上高地、安曇野、松本へと行ってきました。あちらも今年一番の暑さで、昼はそよとも吹かない風に、「暑い！暑い！」の連発。それでも夜は涼しく、ぐっすり眠れました。安曇野にある大王わさび農場の風景です。黒澤明の「夢」にも出てきました。水辺の風景は涼しげです。風車も回って・・・少しは涼しくなったかな？

  2011年08月12日

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