日光街道・越谷ー粕壁ー杉戸
久しぶりの日光街道歩きです。去年の10月以来ですから1年ぶりです。我が家を出たのが朝9時半、前回の終着点越谷まで、電車を乗り継いで2時間半かかりました。ちょうどお昼。でも我慢して歩き出しました。越谷の日光街道は旧道を通ります。越谷本町商店街は、昔の町並みや古い家も残っていますが、なんといってもびっくりしたのは呉服屋さんが並んでいること。着物が廃れている現在、こんなに呉服屋さんがあって成り立つの?と他人事ながら心配してしまいました。それに伴って、履物やさんもあるんですね。古い昭和が残っていますが、ここからずっと、旧街道は人通りも少なく、なんだかうら寂しくなりました。北越谷駅の近くで休憩をかねて食事。その後又歩きます。東武伊勢崎線の高架をくぐり、宝性寺が左手に見えて来ると、その後ろが宮内庁の埼玉鴨場だとか。又線路を越え、草加バイパスをくぐり大袋の駅を越えて、千間台の駅近くからは国道4号と合流、武里駅、一ノ割駅、春日部駅の近くの一宮交差点まで、ずっと交通量の多い4号線を歩きました。1里塚や道標以外は、ほとんど残っていません。そこからようやく旧道。でもほとんど見るべきものはなく、ただただ歩くだけ。面白くありませんね。春日部は昔は粕壁といっていました。その名残が町名「粕壁」にあります。何で春日部にしたんだろう。杉戸町に入り面白いものを見つけました。「地球儀」です。杉戸町は北緯36度にあるとの事で、大きく地名が・・・何でも、ラスベガスやグランドキャニオン、中国の青島、イランのテヘランと同じ位置だそうです。だからどうなの?とも思いますが・・・まぁいいか。日本橋からようやく40キロです。帰りは夕方6時、約6時間歩きました。久しぶりで、足は棒。疲れました。東武伊勢崎線の東武動物公園駅から帰りました。