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2021/05/25
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テーマ:社交ダンス(8353)
カテゴリ:TVのはなし
核戦争勃発を描いた『ザ・デイ・アフター』という映画がアメリカで放送されたのは1983年のことでした。

軍備拡張競争の冷戦下で米ソの緊張が高まる中、アメリカでは高視聴率を記録。

ワシントンに潜伏中だったKGBスパイのジェニングス夫妻と、その秘密を知ってしまった娘のペイジが、深刻な表情で見入っていました。

これはシーズン3に続くお話です。





アメリカで密かに研究中の生物兵器が今回のターゲットでした。

研究所にはウィリアムという名前で長年潜伏しているKGBスパイがいて、彼が密かに持ち出すウィルスがとんでも無く危険です。

最初に持ち出した鼻疽菌は、管理がずさんだったためにジェニングス夫妻の恩師でKGBの連絡係として働くガブリエルが感染し、夫妻も36時間の隔離生活を余儀なくされます。

ウィリアムが最後の任務として請負ったレベル4の生物兵器はもっと危険で、感染すると体内の臓器全てが破壊され身体中から出血して死ぬというものでした。





FBIに仕掛けられていた盗聴器問題は、内部のコンピュータ担当者に罪を被せることでマーサから捜査の目を逸らそうとします。

しかしFBIのスタン捜査官はマーサが怪しいと睨んでいて、ついにフィリップの手に負えなくなってソ連に逃すことになります。

衣食住がアメリカほど充実していなかった80年代のソ連に、言葉も分からないまま送り込まれたマーサは本当に気の毒でした。

偽装結婚していたフィリップの言うことをそれでも聞くんですね。

演歌です。忍ぶ女のロシア慕情。





布教活動の一環でエチオピアに行っていたティム牧師が行方不明になると言う事件が起こりました。

大きなお腹を抱えてパニクった妻のアリスが、旅行を手配したジェニングス夫妻の家に怒鳴り込んでくるんです。

これもソ連の仕業じゃないかと言って。

夫に何かあったら二人がスパイだと言うことをバラすと息巻いて大変なことになります。





フィリップにはこの任務に就く前に付き合っていた女性との間に子供がいることがわかりました。

兵士としてアフガニスタンで戦っている20才のミーシャ。

亡命し逮捕された母親の指示で、一人ソ連を脱してアメリカにいるフィリップに会いにいくんです。

これはかなりまずいですよ。フィリップの正体がバレてしまう危険性大です。





KGBスパイ任務は多岐にわたっていて、常に命の危険を伴うばかりか、友人を裏切り、世間を欺き続ける必要があるので強い信念がないと続けられません。

フィリップはここのところESTという自分探しセミナーに通っています。

エリザベスはまだ世界平和のために戦っていると信じているようです。

しかし実際彼らがやっていることは子供達に誇れることではなく、色仕掛けや人殺しなんですよね。










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Last updated  2021/05/25 07:44:02 PM
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