カテゴリ:身近な社会問題
みなさんはロシアのウクライナ侵攻はどうとらえておられますか。
友人たちと話してみるとプーチン大統領は気が狂ったとしか思えない。 我々とは関係のない話だ。 それにしてもテレビの報道は痛ましい報道ばかりです。 その中で世界中の多くの人がロシアの敵に回りました。 そしてゼレンスキーウクライナ大統領が英雄視されてます。 なぜプーチン大統領がこのような暴挙に出たのか。 それを詳しく教えてくれているのは、You Tubeチャンネルしかないようですね。 元ウクライナ大使の馬渕睦夫氏、及川幸久氏、北野幸伯氏の話を視聴してみました。意外なことが分かりました。目からうろこ状態です。 それによるとプーチン大統領が恐れているのは、2つあるようです。 1、プーチン大統領は、「非ナチ化」「ネオナチ解体」を訴えています。 ネオナチというのは、ナチズム復興、反ユダヤ主義を掲げて、特にロシア系住民が多い東部で紛争を起こしているグループです。 アゾフ大隊というのが有名ですが、それ以外にも4つくらいグループがあるようです。ゼレンスキー大統領は、東部地域のドンバス戦争終結、腐敗撲滅、ネオナチ解体の公約を掲げて当選しました。 ところがいつの間にかその公約を引っ込めて、ネオナチと手を結んだ。 それどころかネオナチにウクライナの警備などを依頼している。 反乱や騒乱の首謀者が政治の表舞台に出てきている状態です。 そのネオナチは今や反ユダヤというよりも反ロシアで活動している。 それを支援しているのが、ウクライナ最大のオルガルヒ(新興財閥)のイゴール・コロモイスキー氏だという。 ゼレンスキー大統領とその側近たちは、彼から多額の賄賂を受け取っていたことがパンドラ文書で明らかにされているという。 元々腐敗撲滅を目指していたのに、なんと言うことでしょうか。 それだけではありません。今世界の政治・経済・金融・教育を牛耳っているのは、アメリカなどの先進国のネオコンと呼ばれる人たちです。 ネオコンというのは国際金融資本と呼ばれています。 ネオコンは国という枠組みは重視していません。 全世界を一つの国とみなして、儲かることは何でもするというやり方です。 新自由主義、グローバル社会の実現を目指しています。 自由競争で弱者切り捨ての立場です。貧富の差はどんどん拡大します。 ネオコンが世界を思い通りに牛耳っていますので、その動向をウォッチしないと真相は何も見えてこないということです。 アメリカの政府は大統領以下閣僚のほとんどは回転ドアといって、グローバル企業と政治家の間を行ったり来たりしている。 国民軽視で自分たちの私服を肥やすための政治を行っているのです。 世界の富をすべてわがものにしようとして戦略を組んで、紛争や戦争を起こして兵器を売り込む。民主化と称して政権に反対する少数派を支援して傀儡政権を作る。 民主化後は、復興と称して、政治のみならず経済・金融・教育・社会インフラ・監視社会をつくってほとんどの富をすくい上げていく。 そのネオコンがウクライナを強力に支援しているのです。 武器供与だけではなく、プロパガンダも徹底的にプーチン批判です。 多くの人が洗脳されてしまうのも無理はありません。 アメリカやNATOが武力行使をしないのは、ロシアを徹底的にたたくと、核攻撃に踏み切る恐れがあるからです。すでにそれらしいことをほのめかしています。 まさかそんな暴挙はしないだろうという楽観的な考えは危ないと思います。 2、プーチン大統領は、ウクライナの中立化を訴えています。 ロシアは前政権のときに、西側とNATOは1センチたりとも東に拡大しないという確約を交わしていたのです。 ところがNATOはこの約束を反故にして、エストニア、ラトビア、リトアニア、スロバキア、ルーマニアに拡大して現在30か国に増えました。 約束を反故にされたロシアにとっては心外なことです。 もしウクライナがNATOに加入すれば、アメリカが中心になってウクライナ東部にロシアを標的にしたミサイル網を敷いてきます。 ウクライナからモスクワは目と鼻の先です。 これが実現するとロシアはアメリカの言いなりになるしかありません。 石油、天然ガスの利権がネオコンの意のままに支配されてしまうということになります。 プーチン大統領はそんなことは元々約束違反だし、現実問題としてどうしても容認できないという気持ちが強いのです。 アメリカから覇権奪取を狙っている中国の配下に入るかもしれません。 ロシアが生き延びるためにはその道しか残されていないかもしれません。 そして次はアメリカと中国の覇権争いが激化してくることになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.07 22:53:40
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