カテゴリ:感情の法則
5月9日に「感情を自由自在に泳がす」という記事を投稿しました。
これは「言うは易く行うは難し」と感じています。 絵にかいた餅になりやすいのです。 すぐにものにできないからと言って自分を卑下する必要はありません。 最初は10個の内1個できれば上出来と考えることです。 そして徐々にその数を増やしていくことです。 うまくいかないのは、不快な感情をすぐに取り除くか逃げるということが習慣になっているからだと思います。 今までの習慣を新しい習慣に変えることはかなりのエネルギーが必要になります。 では失敗した時どうすればよいのでしょうか。 もし感情を爆発させてしまったなら、「さっきは言い過ぎた。どうかしていた。ごめんなさい」と謝ることはできると思います。 これができるようになれば、もうすでに時遅しということがあるかもしれませんが、すべてが壊れることをなんとか防止できることがあるように思います。 たまには、相手のほうも「俺の方も悪かった」と言ってくれることもあります。 まずは10回の内1回はこの方法を試してみるというのは如何でしょうか。 次に不快感や不平不満を我慢できないと思ったら、すぐにトイレに駆け込むようにする。 別にトイレでなくても構いません。 肝心なことは、相手からいったん離れることです。 森田では人間関係に「不即不離」を活用することをお勧めしています。 いくら親しい関係でも気まずい関係になることはいくらでもあります。 その時はすぐにその場から離れることが大事になります。 時間が経過したらまた近づいていく。 暴言を吐くということは、逆に相手に近づきすぎているのです。 そしてボヤでするところを大火事にしているのです。 油を使って天ぷらを揚げているときに、一滴でも水を垂らせば激しく反応して大変なことになることは誰でもよく知っています。 ほとぼりを冷ませば、激しい怒りや不平不満はやがて収まるようになっています。 感情の法則の1は生活の中で活用しなければ宝の持ち腐れになってしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.05.12 06:20:06
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