カテゴリ:物の性を尽くす
森田理論に「物の性を尽くす」という考え方があります。
人や物や時間やお金には、それぞれに違った潜在価値や能力が宿っている。 そこに光を当てて伸ばしていく。世のため人の為に活かしていく。 ないものを追い求めるのではなく、自分備わっているもの、あるもの、努力すれば実現可能なところを伸ばして生きていくという考え方です。 まだ十分使用価値があるのに無視されることは残念なことです。 どうすれば、そのような生き方ができるようになるのでしょうか。 1、自分の持ち物に多少不平不満があっても、あるいは型が古くなって故障がちになっても安易に新しいものを買わないようにする。 そのためには、最初に買う時に少々高くても丈夫で長持ちするものを買う。 特に家具などはそうです。イギリスなどでは、3代続けて同じ家具を使いつづけているという。 2、多くの物を所有するのではなく、必要な時に必要なものをレンタルするという考え方を持つ。 家に入らないくらいのものを所有して、ほとんど使用しないというのは管理が大変です。 3、潜在価値や能力を見極めるためには、できるだけ側に寄り添うようにする。 宝の持ち腐れにならないように気を付ける。 そしてそのものの居場所を確保する。新たな活用方法を見つける。 4、自分の持ち物は時々取りだして整理する。 ボロボロになって使用不能になっていないか確認する。 埃だらけになっていないか、掃除を兼ねてきれいにする。 虫食い、カビなどが発生していないか。たまには太陽に当てる。 5、衣類、鞄、靴、書籍、請求書・領収書類、生活必需品、文房具、カード類、小物類、通帳、大事な書類、家電製品、冷蔵庫にあるもの、自転車、自動車などの棚卸をする。 毎日1品目30分の時間をとって取りだして見る。見たら元に戻す。 中身を確認していると、こんなものが出てきた。また使ってみよう。 いろんな再発見があるはずです。棚卸しないと宝の持ち腐れになります。 あるいはもう使うことはないので必要な人にあげよう。 あるいは、ブックオフやリサイクルショップで処分しよう。 こうすれば、自分で活用できなくても、他人に活用してもらうことができます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.08 10:58:42
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