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カテゴリ:【本】図書館
市立図書館で働く、新米司書(25歳の女性)が主人公のお仕事漫画。
全7巻あるうちの1巻を、図書館で借りました。
『夜明けの図書館』 埜納タオ ジュールコミックス 双葉社
図書館の業務全般が描かれているのかなと思っていたのですが、利用者の調べものを手伝う「レファレンス」というサービスに焦点を当てたお話でした。
「これについて調べられる本はあるか」と利用者からの問い合わせを受けて、それを解決できそうな本を紹介するというお仕事。
レファレンスに対して、主人公の同僚(司書の資格を持っていない)の台詞に
「今の時代欲しい情報を得る手段はいくらでもあるだろ」 「はっきり言って時間と労力のムダ」
というのがあるのですが、私も「そうだよなぁ」と思ってしまいます。
ネットが普及している現代においては、自分で調べられることはどんどん増えているはずで、自分が求めている本もある程度までは自分で探せるのでは……?と。
とはいえ、まだネットが普及していない時代のことを調べたい時や、ネットを使うには幼い子供、ネットに不慣れな年配の方には、頼りになるサービスなんだろうなと思います。
またレファレンスをする司書の方については、何か自分で調べたいことがある時に「このあたりの本を見るといいかも」と目星をつけられることは、生きていく上で自信につながりそうだなと思いました。
もし人生で迷うことがあったり、悩みができたとしても、解決方法を自力で調べて見つけ出せそうで、問題解決力が高そうです。
それから、予約が20人待ちでクレームを言っている利用者が1コマ描かれていましたが、20人くらいで何を言っているんだろうなぁと思いました。
私が利用している図書館は、予約が300人超えの本だってありますよ……。 それだけ人気がある本だと、私自身は予約を諦めてしまいますが……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.15 07:32:46
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