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カテゴリ:【本】書店
ブックオフという「なんとなく」の空間について、様々な視点から考察した本。
『ブックオフから考える 「なんとなく」から生まれた文化のインフラ』 谷頭和希 青弓社 2023年
かつてブックオフに対する語りは、ビジネス界による「ブックオフ称賛論」と、出版業界による「ブックオフ否定論」といういずれも「業界目線」だったが、後に「消費者目線」で語られるようになった、という変化の流れは、なるほどなぁと思いました。
また「三千円ブックオフ」は初めて知りました。 ブックオフで三千円分買う、という遊びだそうです。 それを複数人でやった様子が書かれているのですが、他者が買った本を知るのは面白いですね。
「意図に満ち溢れたこの世界で、こういう「なんとなく」のスタンスがあってもいいのではないか。」(p.244) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.08.22 07:55:22
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