中国の生活物価の現状 思ったより高い生活費
中国の物価は安いのでしょうか,それとも高いのでしょうか。?皆さんはどう思われますでしょうか。 答えはどちらも正しいです。 なにか、おかしいように思えますが、なぜどちらも正しいと言うかですが、ご存知の様に中国はここ最近で急激な成長をとげ、所得は大幅に増え、インフラも改善されある場所は日本などよりも都会的であったり,便利であったりしますが、一方僻地の山間部などでは昔とあまり変わらない生活が続いているのです。 つまり都市部では所得が伸び、環境が改善され豊かな生活が送られるようになったが田舎ではさほど変化が無いのです。 よって僻地に行けば食料品の値段もさほど上昇していないため食費は安価なのです。 都会でも所得格差が拡大していまして低所得者層向けの市場では比較的安価で購入出来ますので安いとなります。 一方都会では市場からスーパーなどに変わり綺麗で安全な食品が入手可能ですが、値段は一般庶民市場の値段からすると割高で二倍以上するものもざらです。 まして無公害や無農薬農場などで栽培または養育した野菜や,肉類は3倍から5倍もしますので物によっては日本より高いものも多々有ります。 同様に住居も差が開き都会の交通などの便がよいところは1平方米当たりの単価が30万円以上もしますし、安くても20万円は下りません。 一方僻地のアパートは賃貸で一ヶ月6000円以下も有ります。 一般的な外国人がここで生活を行うとすると正直日本の物価より高くつくでしょう。 衣料品等はそこそこの品質の物は日本の方が安いです。電気製品も粗悪品を除けば日本で買う方が安いのです。 因みに先日SONYのテレビを見てきたのですが,同じモデルが中国でも生産され販売されていますが日本の安売り店で購入した方が安い値段でした。 最近、日本メーカーのテレビは値段がかなり下げられ現地メーカーのテレビとあまり値段では差がなくなってきました。 同様に自家用車も割高、子供の教育費もそこそこのレベルの学校に通わせると毎月6万円程はします。 この様にそこそこの欧米並みの生活を行おうとすると日本より高く付きます。 逆に庶民と同じレベルで生活が出来るなら割安と言う事になり,上記の答えは両方共に正しいですし,間違いでもあるのです。 ではなぜ,自動車や電気製品が日本より高くつくかですがそれは材料に輸入品が使われていると関税がかかりますので割高になって当然で、人件費は安いですがそもそもウエイトが高くなければ関係しないのです。