食の安全
中国でまたもや食の安全に関わる問題が発生しているようです。 事件は南京で起きていて、複数の人が気分が悪くなり病院へ診察に行き血液検査から異常が見つかっています。 患者の血液からは正常時の100倍ものタンパク質が検出されています。 患者の共通する内容はみな、家かレストランなどで「龍蝦」つまりザリガニを食べていることです。 南京では医師が店の従業員へ問い合わせたところこのザリガニを加工する際に「洗蝦粉」を使用したことを認めている人のことでこの「洗蝦粉」の材料が何で有るかは回答が得られませんでした。 日本でも食糧難に時期に田んぼに生息するアメリカザリガニを食べた事が有るようですが、今アメリカザリガニは子供の飼育などに売られていることは有りますが,食用としては殆ど無いのではとおもいます。 中国では確かに露店の屋台などで大きな鍋に入れられて調理されて売られているところを見たことはありますが、正直グロテスクに見えとても食べる気にはなれません。 さらに、中国では淡水産のこれらのエビ類で養殖はまだしも自然界で取れるザリガニは生息地区の環境が問題で水の汚染から、細菌類、ジストマ等の原生類、また工場廃液等による重金属汚染が懸念されるため、危険で食べる気にはなれません。 この問題とされる「洗蝦粉」ですが中文では「草酸」日本語ではシュウ酸と言うものなようで、粘膜から容易に吸収され溶解,腐食を引き起こすとのこと。 この粉を用いる要因は、ザリガニの殻には細菌類や樹金属などを含む汚染物質が付着しているため、これを除去するためにシュウ酸を入れて洗うようで、これで洗うと綺麗に落ちて、蝦自体も見違えるほどきれいになるため使用されています。 しかし、綺麗に見せる目的で食物に有害な化学物質を金儲けのために平気で使用し、他人がどうなろうと構わない、この考え方がなんといっても悪質そのものです。 こういう考えの輩が居る限り,中国の食物の安全性など考えられず、市民が皆中国製のものを警戒してしまう要因ですね。ランキングに参加しています。にほんブログ村