いつも思う理不尽さ
昨日帰社途中でバス停迄歩いていますと公差点を渡ろうとすると多くの警察官がいます。何か事故でもと思ったのですが、特に事故でもなさそうでした。 さて横断歩道を渡ろうとしますと信号が青なのに警察官が制止して渡してもらえません。その内、走行中の車両まで全てが警察官の指示で停車を命ぜられ、時間が止まったかの様になりました。 何事かと思ったのですが、約20分程停止させられ、周りは暗くなる一方です。何も夕方の帰社時間帯に止めなくてもと思い、待っていますと遠くからサイレンを鳴らしながら自動車が走って来ます。 一台のパトカーを先頭に約10台でしょうかマイクロバスが続いています。最後にまたパトカーで走り去ると、自動車も歩行者も停止が解除され、また元のラッシュ状態へ。 彼らの車列は約60km以上の速度で走って行きましたが何も街の中の道路をそんな高速で走るのは危険ではと思ったのですが。 彼らは何処かのお役人たちの車列だったようです。 マイクロバス10台はいましたので約200人程でしょうか。 中国では高官の移動には良くパトカー先導で進みますが、渋滞の激しい市街地では警察官総動員で歩行者、自転車、バイク、自動車も全てが停止させられ、ガラガラになった道路を我が物顔で走ります。 これが中央政府の高官や、北朝鮮の金さん等の位になると交通規制のみならず、歩道に立つことも許されません。 金さんクラスでは警察官が歩道に並び歩行者は路地や脇道へ追いやられ見ることもダメなのです。 私も誰かはわかりませんが一回経験があり歩道を歩いていたら警官に脇道へ行くように指示されました。 まあ、政府要人ならともかく誰だかわかりませんが、何も混雑する時間帯は避けてもらいたいものです。