いい加減な工事(その二)
広東省は台風が近づいている要因で昨晩から風が強く今日は雨交じりの強風が吹いています。おかげで最高気温が予測では30度となり涼しい日が続いています。オリンピック開催まで秒読み段階に来ました。6日からはサッカー予選が先陣を切って開始されます。 明日は北京市では臨時の休日となるようですが遠く離れた広州は蚊帳の外です。警備も厳しくなっていますが広州地下鉄も鉄道駅や交通要所駅ではX線検査を行なっているようですが、郊外の駅では平常どおりの状態です。 まあ、全ての駅では設備の問題や人員の都合で不可能でしょう。広州ではオリンピックより2年先に開催されるアジア大会の方が主であり、開催に向けて選手村の工事や施設、空港までの地下鉄など、道路網と併せて工事を進めています。 私が毎日徒歩で歩く通勤道路ですが長年の歳月をかけて工事をしていますが、最近はスピードが落ちのろのろ状態ですね。 歩道工事を進めていますが関係する部署の連携や管理監督が行き届かず最終工事を行なう業者泣かせになっている面もあります。 歩道にはマンホール、ガス、水道、電気系統の点検、設置用の穴がありますが位置というか、向きと言うか高さも含めてばらばらで修正工事に手間がかかる有様です。 現在工事中の道路は片側4車+側道2車線のかなり広い道路で中央分離帯には南国の樹木が植えられています。側道と本車線の分離帯も植物が植えられています。 これらの植物ですが不本意な人たちが道路をを横断するでしょうから踏みにじられて勝手な横断場所が出来るでしょう。 そもそも横断歩道はマンションの入り口のみ一箇所でそれ以外はありませんし、地下鉄駅と長隆の入り口とマンションの出入り口と地元村民のアクセスポイントしかストレートには解放されておらず横断できる場所が少ないので事故が起きない事を祈るばかりです。 因みにこの道路に接続している迎賓路は横断できる場所も少なく大きな道路で交差する場所のみしか渡れません。 自動車であれば然程苦になりませんが歩行者は目の前の場所に行きたくても渡る事が出来ず最悪は1kmほど歩かなければならないのです。 このように歩行者無視の設計で、歩道なども決して歩行者が歩きやすいようには出来ていません。車椅子マークの場所がありますが実際車椅子の方がうまく通れるかは疑問が残ります。 先日の視覚障害者用点字ブロックも柱のわずか30cmくらいで避ける様にかぎざぎにまげてありますが使用したら必ず柱に接触してしまいます。 新しい歩道の為比較的車道との高低差は少ないですが、街中ではひどいところは50cっ喪あったりして歩行が大変です。まして障害者の方は本当にひどいですね。