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まりんの我楽多箱

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2012.06.18
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カテゴリ:

ここ半年間、私にとってはドキドキの日々でした。

というのも・・・

実は、ミルキーさん。
昨年末の2011年12月20日、
半年に一度の健康診断へ行ったところ、
血液検査で炎症反応が出て
緊急入院&その日の夜に緊急手術となりました。



最終的な病名は「卵巣癌」でした。
6歳8ヶ月。シニア一歩前の発病でした。

我家にミルキーが着て以来、お世話になっている獣医さんで
カルテも見の凄く分厚くなっているほどデータも有り、
担当の獣医師の先生も大変信頼できる方だったおかげで
ミルキーは一命を取り留めることができました。

ただ、病名が癌だけに・・・転移の可能性も有り、
ここ半年間は、毎朝ミルキーが息をしているかドキドキの日々でした。

そして、先月末に血液検査&レントゲン撮影して頂いたところ
転移は見られず、当面は問題なさそうとのご診断を頂きました。

避妊していない牝犬の場合、
子宮蓄膿症になる確率は非常に高いとのことで
ミルキーのヒートに関しては正確に記録をとっていました。

そして、ミルキーの担当医の先生によると
ヒート後3ヶ月後に発症する率が最も高いとのことでしたので
ヒートから3ヶ月後に必ず血液検査&エコー検査をして頂いてました。

ミルキーのヒートの記録は以下の通り。

ミルキー誕生:2005年4月17日生まれから起算。
初ヒート:2006年3月10日(生後11ヵ月後=323日)
2回目:2006年11月17日(前回から8ヵ月後=247日)
3回目:2007年8月27日(前回から9ヵ月後=280日)
4回目:2008年5月10日(前回から8ヵ月後=253日)
5回目:2009年4月12日(前回から11ヵ月後=332日)
6回目:2010年2月10日(前回から10ヵ月後=298日)
7回目:2011年3月26日(前回から14ヵ月後=406日)
8回目:2011年7月28日(前回から4ヵ月後=122日)
卵巣癌摘出:2011年12月20日(前回から5ヵ月後=142日)

だいたいヒートの三ヵ月後に健康診断をして頂いてたのですが
6回目から7回目からの間になんちゃってヒートらしいものが有り
おかしいな?と思っていたので少しこまめに検査して頂いてました。
そして、たった4ヶ月で8回目のヒート。
でも、出血の血がいつもと違うような気がしたのでここでも検査。
それでも異常はなかったので安心していたのですが・・・
7歳を目前にして、以前のように爆走することが無くなったミルキー。
年末年始は冬期講習等で忙しくなるので、
万一の時にもすぐ対応できない恐れがあるので、
念の為に冬休み前に健康診断をしておこうと連れて行ったところ・・・



はっきりした原因は分からないけれど、
血球数が高く、体内で炎症を起こしている可能性が大。
エコー検査をして確認しても怪しい影があるとのこと。

先生のお話を伺って、自分の経験とが重なり瞬時に決意し、
そのまま緊急入院をしてその夜に手術とのこと。

実は、病院の待合室でご一緒した足の悪いワンちゃんが
手術の予定だけれど、順番待ちで来月になっちゃうと話していたので
まさか、今日入院してそのまま手術になるとは思ってもいませんでした。

私も子宮ガンでしたが・・・ミルキーも卵巣癌になるとはね。
そこまで飼い主に似なくてもいいのに(笑)

でも、しぶといところも飼い主似だったようで・・・。
私も患部摘出から10年以上経過して定期検査も卒業。
ミルキーも半年経過で毎月の検査は卒業。

でも、入院当初はどうなることかと思うほど弱っちゃってたんですよ。



入院直前はこんなふうに元気だったのに・・・
先生も回復した状態を見て、普通に歩いていたのが不思議なほど
お腹の中の炎症も酷く、菌が撒き散らされていたそうです。
急に悪化した可能性も有り、本当に間一髪だったようです。

手術の翌日に手術後初の面会に行くと
こんなに哀れな姿になってました(泣)



点滴に繋がれたままお腹にさらしを巻いたミルキーが
尻尾を振って出迎えてくれました。
看護士さんが入院ケージの扉を開いてミルキーを出して下さると
弱々しくではありましたが、嬉しそうに摺り寄ってくれました。

でも、絶対に無理して元気なフリをしていると思ったので
「ミルキー、元気なふりしなくていいから、ネンネしなさい。
早く治して一緒におうちに帰ろう」と言いながらケージを指差すと、
素直に中に入って座ってこちらを見ていました。



ミルキーの頭を撫でながら
「疲れちゃうから伏せしてネンネしていいんだよ」と言うと
静かに伏せ暫くすると横になりました。

横になったミルキーの顔を私が撫でると、
低い声で「ぐうぅぅっっっ・・・・」と
猫が喉を鳴らすような声を出し、
私が撫でている声を出し続けていました。

「痛いよぉ~」と言ってるのか、
「気持ちいいよ~」と言っているのか、
それとも、その両方なのか・・・

足や背中もさすってあげているうちに寝てしまったので
その間に帰ってきました。



やはり、つらいのに無理して元気なフリをしているんだとなと実感し
周囲に看護士さん達が大勢てたのですが、涙が止まりませんでした。



退院の日まで足には点滴が刺さったままでした。

その日から、朝10時過ぎと、午後4時くらいの二回面会に行きました。
数日は、点滴だけで、食事は出来ず、嘔吐も続いているようなので、
腹水が溜まってるようなら、再度手術をして
腹水を外に出す管をつけないとならないと言われました。

ミルキーの入院&手術の4日後から冬期講習が始まったので
面会へ行ける時間が物凄く限られていました。
平日の面会は午前10時~12時までと、午後2時半から7時までなので
午前10時と午後の授業の合間を見つけて面会へ行きました。
やっぱり、短い時間でも回数多く顔を見せてあげたかったんですよね。



でも、他の入院犬もいて看護士さん達もお世話しているので
あまり長く居ても、頻繁に行っても御迷惑になるので、
せいぜい2回が限度かな?と思いました。

入院犬舎は、鉄のスノコの上にトイレシーツを敷いてあるだけだったので
ミルキーの日頃使用しているロングクッションと
キルトシーツを持っていて行く度に取り替えて頂き、
コインランドリーで洗濯して常に新しいものを持って行きました。
最初の数日は、トイレにも行けずおもらししていて
ミルキーも悲しそうでした。

ミルキーは模範患者だということで、さらしも3日でとれて
エリザベスカラーを付けなくても傷口を舐めないとのこと。



少しずつ食事もとれるようになると、差し入れしたフードや
茹でたササミなども食べさせて貰える様になり
ケージほ出したとたんに、うんちをするようになったというので
先生に許可を頂いて、面会の度に数分だけトイレ散歩をさせて頂きました。
トイレ散歩をするようになると、ケージ内で粗相もしなくなり
快適に過ごせるかと・・・。

そんなこんなで、一週間ちょい。
仮退院を許可されて、帰宅するとメキメキ元気なり、
翌日の血液検査でも、数値が一気に改善される驚異的な回復力。
そのまま退院となりました。

本当は、抗がん剤治療など再発防止治療の選択肢もあったのですが
私自身が抗がん剤が体質に合わず、半月で拒否して現在に至るなので
ミルキーにも自然治療を選択しました。

今は、DHCのサプリメント「負けないドック」と
メシマコブの粉をフードに混ぜて与えています。

「負けないドック」にもメシマコブは混ぜられているのですが
それだけでは心配なので、漢方茶用のメシマコブも使用しています。

半年後の検査でも再発が無かったのはメシマコブのおかげかな?
このまま元気に、少しでも長く一緒にいられたらと思っています。



今は、UDの団体の協力犬をするほど元気になりました(笑)



立って待て3分。初体験中♪
そのことは、また今度。








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Last updated  2012.08.25 22:50:28
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