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そんなわけで逗子にある沼間小学校に転校した。
最初の朝礼に出た時から、人見知りする自分は緊張しっぱなし。 好奇の目が自分に注がれているのが分かるのである。 そして3~4年生はクラス換えがなく、ほかのメンバーはすでに 1年間一緒だから、4年で新加入すると目立つんだコレが。 そしてクラスメートと話してみて、すぐに感じたのは言葉の違い。 横浜と逗子なんて地図でみれば神奈川県のすぐ隣町なんだけど、 当時の自分にとっては相当な田舎に感じたんだ。 例えば、ほとんどの子が語尾に「~だべ」って付けて話す。 漁師言葉が少し入っているから、言葉遣いが荒っぽいのだ。 あと今から思えばやくざの子供とかいたしね~。 さてまず問題になったのは、給食が食べられなかったこと。 もともと乗り物酔いするタイプで、ちょっとしたことで吐くことがあった。 そして前の学校でも、風邪の時に給食を食べて気持ち悪くなり、教室で吐いた ことがあった。 そんな経験があったのと、新しい学校で神経質になったこともあって、 給食を少し食べると気持ち悪くなってしまったのだ。 胃に少し食べ物が入ると、学校でまた吐くんじゃないかっていう強迫観念 のようなものが出てしまう。しかし当時はもちろん理由は分からず。。。 だからそういう状態になると、スープや牛乳など食べやすい汁物 を主に胃に流し込むようにしていた。ただ、とても全部は食えなかった。 そうすると周りからどう見られるか? そう、好き嫌いがあって我がままで給食を残すと思われたのだ。 そんなこんなでついたあだ名が「栄養失調」。 先生には「食べ終わるまで許さない」と言われ、皆が教室の掃除を している中、ぽつんと残されて食わされたりした。 食べられないのは好き嫌いじゃないのに。。。 食べられない理由が本人にも分からないのと、言い返す度胸もないため、 だまって「栄養失調」と言われ続けた。 毎日横浜へ帰りたいって泣いてた。横浜の友達に会いたかった。 続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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