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カテゴリ:占術理論
+++++++++++++++++++++++++++++++++ どうしても心を開いてくれなかった。 信用してくれなかった。 +++++++++++++++++++++++++++++++++ これは鑑定で聞いた、ある離婚をした人の言葉でした。 悲しいですね。愛し愛されて結婚したのに、別れた後最後に残った気持ちです。 こんなことが相性のどこが悪かったんだろうと思わずにはいられません。 心の奥底で、一人の人として理解し合い、尊敬し合い、信頼し合う事が出来なければ 生活を共にし続けることなんか出来ないということを教えているようです。 二人の相性は、アセンダントを含む金星と月の様相が目立つものでした。 こんなに愛情面でも情緒的にも良いのに、さらに太陽同士も月同士も良かった。 この二人が恋人同士として、恋愛関係として、良かったという例ですが、 よくあるように人として一番重要な部分で信頼し合う事が出来なかった。 この人が感じているのはこうであっても、相手はさてどう思っていたのかというのが 疑問のところですが、シナストリーはしっかりとその問題点を示していました。 決定的な部分は、火星と土星の合。太陽と天王星のオポジションでしょうか。 心を開かなかったという言葉に相当する原因は、いくつか指摘できます。 ネイタルの月と冥王星の合。これは感情が極度で、深いので、余程の理解がないと 心を見せない傾向があります。 火星を土星で制限されてさらに守りに入っていたのですね、きっと。 これだけで、別れるとは言い切れないので、他にどの部分にそれが示されていたかと いうと、コンポジットチャートの月の土星とのインコンの様相があります。 そして太陽と火星のスクエアです。これは典型的に意志の違いによる、自我闘争 を示すし、二人の情緒的な部分のエネルギーの解放が出来ないことを示している。 これは二人の出生時間が揃った珍しい例なのですが、こうして分析することが出来て 非常に参考になります。 二人の相性を点数にして分析してみるあと、ある傾向がはっきりと出ますが、 まずその前に人間関係に必要なものは何かということを考えなくてはいけない。 人は本能的に自分と似ている人を探すということです。 自分と何か共通する部分があるから、自分を認めてもらえるという安心感がある。 人はその安心感を理屈でなく探しているのです。 全く同じ性質では、成長や刺激がなくそれも困るので、同じ誕生日の人はきっと、 惑星のエネルギーの流れるパターンが似ているので、気楽かもしれないけれど、 自分の嫌な部分も見なければならないので、本当は相性が良いとは言えないでしょうね。 話はそれましたが、この性格の類似性は、そこそこ友人、恋人などの親密な関係には 絶対に必要な要素になると思います。理屈で何となくそれは感じ取って、相応しい 「友人」を皆持っているはずです。 上の例の二人は、実はそれが全くなかった。二人は恋人になる前に、まず友人に なれなかった。お互いの人としての深い部分の本質に対する信頼と尊敬をお互いが 持つことが出来なかった。それが別れの大きな原因になったのでしょう。 この例では、太陽と水星の合が、一人は12室にもう一人は5室にあります。 人生のアプローチする方向が全く違いすぎるという事ですね。12室の人が自分を 見せようとしたがらなかったのも、不思議なことではないでしょう。 この性格の類似性が人間関係でどれほどの重要性があるのか、今私の中で今大きな テーマになっています。 ある人とのシナストリーで良い様相が多くないのに、引き付けられるか良い感情が 起こるのはなぜかと思うような実例が良くあります。これをシナストリーでなく何で 説明がつけられるのか。 コンポジットチャートに出る様相は、二人のネイタルのエネルギーパターンの組み合わせ から来るものだから、ある似ているか、特定のパターンを二人がネイタルで持つと それがコンポジットに強力な繋がり(引き合い)としてしっかりと現れることがあります。 これは強力だと思いました。ここではそのパターンを書いて良いのかどうか 分からないので書きませんが、非常に面白いことが起こっているというのは感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.21 17:01:28
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