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書道のはな*みち キレイな字が書けると人生はもっと美しくなる

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2011年02月08日
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カテゴリ:書道教室のこと
2/6(日)13:00~@六本木ヒルズでのレッスンには、

たくさんの方にお越しいただき、

本当にありがとうございました!!


2011-02-14 13:23:59



お天気は、ちょっと曇り気味だったのですが、



2011-02-14 13:23:59



東京タワーのよく見えるお部屋でステキでした。


===



よく、


「たった2時間で、名前をキレイに書くことなんてできるの?」



と疑って(笑)


質問される方もいらっしゃるのですが、



それは本当です。




字の上達というのは、


たしかに長い道のりであって、


すべての字を美しく書くには、


それ相当の鍛錬や練習が必要です。



でも、練習だけで良いならば、


私たち大人は、子供のころからイヤというほど、


字を書いてきたはずで、



ただ、数だけをこなすのでよいならば、


大人になるにつれて、


どんどん勝手に上達するはずなのです。



それなのに、


大人になった今、


上手な人と、下手な人がいるのはなぜ???





今回、ご参加された受講者さまの中には、


ペン字練習帳を何冊も買われた方や、


某有名通信教育のペン字講座に申し込まれた方が、


何名もいらっしゃいましたので、





ちょっとスパルタなようですが、


講義中、ワタクシ、


「なぜ、途中でやめてしまったと思いますか?」


(もちろん、責めているわけではありませんので・笑)」


と伺ってみました。




すると、皆さん、


口々に、



「上手にならなかったから。」



とお答えくださいました。




挫折の理由=上手くならなかったから。




練習しても、


通信講座に取り組んでも、


上手くならない。




練習すれば、字は上手になるはずなのに・・・




いったいこれはどうしてなのでしょうか?




皆さんは、どうしてだと思いますか?



hills_pen20090208.jpg



私は、これまで5,000人を超える、


多くの受講生の方たちと接しながら、


彼らの努力が報われない原因を探ってきました。
(もちろん、自分の経験も含めて・・・。)




その結果、字の上達には、


練習帳を使った練習に至る前の、


「基礎の基礎」部分が必要不可欠であり、


大部分の人がそれをクリアしていないために、


練習が報われないということが分かってきたのです。




つまり、


まず、字の「形」の練習ありき・・・ではダメで、



練習以前に大切な基礎の基礎をしっかりと身につけ、



練習の方向性を正しくしなければ、



いくら、練習しても、


ほとんど報われないということなのです。




それでは、その「基礎の基礎」とは、


いったい何なのでしょうか?




私はこれまでの経験を踏まえ、


以下のようなステップで学習することを提唱しています。





1、体の土台=姿勢→持ち方→筆圧を整える


2、バランス=中心→余白→字配りを考える(バランス3原則)


3、メリハリ=黄金比率→筆順→形の練習



これを、字が上達する9つのステップ といい、



このステップで、一つひとつ積み重ねていくことが、


大人が字を上達させるうえで、一番の最短コースなのです。




1から3までの順番を見ていただくと、


字の形の練習は最後になっています。



そこに至るまでの8つのステップが、


これまで見過ごされてきた「基礎の基礎」というわけです。



重要なのは、これら9つのステップを、


順番通りに上がっていくこと。




このステップは、1から順番に積み上げていくことが大切なので、


たとえば、


形の練習を一生懸命頑張ったとしても、


姿勢が安定していなければ、


上手く書けるときと、下手になってしまうときがある・・・


というように、


順番を間違えると、


字の形もその時々で変化し、不安定なものになってしまいます。



でも、


きちんとこのステップ通り、


姿勢を身につけてから、持ち方を安定させ、筆圧を整え、


次に字のバランスを考え、まず中心を見て・・・


といったように、


一つひとつ積み重ね、確実にマスターしてから、


字の形の練習をすれば、必ず報われます。




また、逆説的なようですが、


形に至るまでの8つのステップをきちんとマスターすれば、


いつでもバランス良く字が書ける状態になっているので、


特に手本がなくても、


おのずと形は整ってくるのというわけです。



===



今回、講座のスタート時点で、


このように書かれていた麗奈さん。



2011-02-14 13:09:04

(※野口麗奈さんの許可をいただいて掲載しています。ご協力ありがとうございました!)



全体的に上につまっていて、


字も画数が多いせいか、バラバラとした印象でした。




ところが・・・



講座でお話したバランス3原則を意識して、



60分後に、


もう一度書いていただいたところ、



2011-02-14 13:09:04



こんなにスッキリとバランスよくなりました!!


この時点では、なんと、お手本もないのですよ。



つまり、お手本を見ながら書くという、


いわゆる練習はいっさいしていない状態でも、



バランスを意識して書くだけで、


これだけ字の印象が美しくなるのです!!



これは、麗奈さん自身も、とても驚いていらっしゃいました!!


===



もう一度、比べて見てみましょう。



2011-02-14 13:09:04 2011-02-14 13:09:04


いかがでしょうか?



バランスがよくなっていることは、もちろん、


「奈」の字も、すっきりとキレイになっているのが、


お分かりいただけるでしょうか?




麗奈さんが、お手本もなく、


自分の力で、これだけ上手に書かれたこと、


私も講師として、とてもうれしく思いました。



この後、字の練習を重ねていけば、


もっともっと、上手になっていきますよ~♪





===


大人の方は、理論が好きなので(笑)



例えば、「さんずい」はこう書くのです・・・


といった具体的なコツを知りたいとおっしゃいます。



それはもちろん字の上達で大切なことですが、


体の土台(姿勢、持ち方、筆圧)も安定せず、


バランスも考えずに、字を書いていたら、


その理論も台無しです。




一見、非常識?なようですが、


まずはこの上達の9ステップを積み重ねることが、


字の上達の近道です。




「字が思うように上手くならない。」


「練習したけど報われない。」



もし、そのように思われている方がいらしたら、


ぜひチャレンジしてみてくださいね。








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最終更新日  2011年02月15日 02時38分21秒
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