テーマ:海外旅行(7028)
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サモス海峡を通過したのち、現地16時20分頃にパトモス島に到着しました。
ここは「ヨハネの洞窟」など、キリスト教の聖地とされているそうですが、信者ではないのであまり関心を持てませんでした。 もっとも、聖ヨハネ修道院がある頂上付近は眺望にすぐれており、湾内のクルーズ船から近隣の島々まで見渡すことができました。 ガイドさんの話では、パトモス島の北西方向に見える島がイカリア島で、その手前のあたりがイカロスが墜落した伝説の海になっているそうです。そう思って眺めると、感慨深いものがありました。 ところで、NHK「みんなのうた」でもおなじみの『勇気一つを友にして』ですが、 昔ギリシャのイカロスは ロウでかためた鳥の羽根(はね) 両手に持って飛びたった というのは神話の通りですが、神話では「父の警告を忘れ高く飛びすぎて、太陽の熱で蝋を溶かされ墜落死した。」とか「つい調子に乗りすぎて太陽に近づいてしまった」というのが墜落の真相であり、歌詞で歌われている、 だけどぼくらはイカロスの 鉄の勇気をうけついで 明日(あした)へ向かい飛びたった ぼくらは強く生きて行く 勇気一つを友にして♪ という「勇気」とはなんだか違うような気がします。むしろ、「イカロスの無謀な事故死を教訓として、常に冷静に、慎重に行動しましょう」という訓話なら分かりますが...。 【イカルス島方面の海】 【湾内のパノラマ】 【島の山頂にある聖ヨハネ修道院】 【夕日が沈む頃、小型船でクルーズ船に戻る】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年09月01日 18時39分25秒
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