テーマ:海外旅行(7028)
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エーゲ海クルーズの3日目、船は早朝すでにクレタ島に着いていました。この島は東西257km、南北12~16kmで、四国の半分もの面積があるそうですが、私がクレタ島について唯一事前に知っていた情報は「クレタ島の人はみな嘘つきだとクレタ島の人が言った」というパラドックスだけでした。
この島ではまず、クノッソス宮殿に向かいました。もっともこの遺跡は、発掘当時の原状があまり保存されておらず、コンクリートで固められた石垣や円柱が作られていて、何となくウソっぽい印象がありました。特に、イルカの壁画などは、本当は1割程度しか切片が残っていないところに現代風のイラストが描き加えられていてホンマかいなあという感じでした。 これが、姫路の太陽公園みたいに、最初からレプリカであると承知した上で見ていればホンモノらしく見えるのですが、遺跡の復元と言われてしまうとやはり疑問符を打たざるをえません。じっさい、この遺跡を発掘した エヴァンズの方法には批判があり、そのこともあって、世界遺産の登録が見送られているというような話も聞きました。 【イラストっぽい壁画の復元?】 【イラクリオンの博物館にあった壁画の現物。色の異なる切片以外は描き足されたイラスト。】 【コンクリートで「復元」された建物】 【コンクリートで固められた石垣】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年09月02日 19時12分56秒
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