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沖縄ヤンバルの里山

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2021.07.22
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カテゴリ:熱帯花木 自然

令和3(2021)722日​​  木曜日

海の日

きょうの旧暦  613  大暑  赤口/中潮   那覇市  日の出 05:50  日の入19:22


松くい虫  
被害から倒木まで

当園に自生する琉球松が「松くい虫に食害されて、「マツ枯れ」状態から倒木までの経緯をご紹介いたします。

 

異変に気づいたのは20138月頃。森の中にある山小屋からは琉球松が見渡せます。

突然、深緑の中に茶褐色の木々が黄変して点在するようになった。

時を経て10月下旬頃には鮮明な茶褐色に変色しました。

沖縄には秋の紅葉はないのに深緑色の中に突然出現した異様な風景です。

 

異変に気付いても土地がら故に防除できずにただ傍観するのみ。残念至極。

少なくとも幼木から成木まで30本はその被害にあい倒木に至っています。

 

松くい虫は

マツ材線虫病の媒介虫はマツノマダラカミキリ

日本各地の松類に伝播する。世界四大樹木病害虫のひとつで極めて駆除困難な難物です。

 

琉球松  松くい虫被害   20131027 撮影

松くい虫の被害にあった琉球松が立ち枯れの状態になっている


松くい虫被害 園内  2013(令和25)0923撮影  
松くい虫(マツノマダラカミキリ)に食害された琉球松


枯松 倒木 園内北側  20170823撮影 
松くい虫の被害にあった琉球松の運命は倒木の末に朽ち果てるのみ



琉球松倒木01  園内 20210705撮影 
8年後の無残な姿。周りの木に寄りかかり朽ちるのみ。



琉球松倒木  園内 20210705撮影 
樹皮が剥がれた樹齢80年余の琉球松。すべて命あるものは何時か寿命を全うする。












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Last updated  2021.07.22 11:59:53
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