カテゴリ:読書
この本は精神科医の香山リカ氏が書いたものです。本屋でなんとなく手にしたのですが、この香山リカ氏は立教大学の教授もされているとのこと。わが母校 ご存知の方も多いと思いますが、この香山リカ氏は、勝間和代氏と対極の人として取り上げられることの多い人です。勝間和代氏がバイタリティーあふれる超ポジティブな生き方を推奨している人で、勝間和代氏を信奉する人たちのことをカツマーと呼んだりします。 さ て、この「しがみつかない生き方」ですが、平凡で穏やかに人生を送れば良いじゃない、っていうお奨めです。自分の人生ですから、どのように生きようとその人の自由なので、ガツガツ頑張って頂点に立つことを目指すことも大切な要素だとは思いますが、全ての人が頂点に立てるわけではありませんから、いわゆる「勝ち組」の人と比較して 「自分はだめなんだ」「生きていても仕方が無い」などと思わないためには「フツーの幸せ」を目指せば良いということを提案しているものです。 たしかに「俺が、俺が」「私が、私が」と金銭、地位、名誉などを追い求めて、それが実現できれば良いですけど、圧倒的多数の人は競争に敗れてしまうわけですね。そんな競争に敗れた人が精神的に病気になってしまうと元も子もない、ということでしょうか?それはそれで納得できる部分もあります。 ばお、香山リカ氏はこの著作のなかで「勝間和代を目指さない生き方」ということも推奨しています。僕は勝間和代氏の著作を読んだことが無いのですが、香山リカ氏の著作を読んだ以上、僕なりにこの対極的な二人を比べて見るためにも勝間和代氏の著作も読んでみないといけないですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月18日 12時24分57秒
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事
|
|