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カテゴリ:アート・ミュージアム・映画・本
月曜夜8時に先週から始まった「ステップファザー・ステップ」を楽しみにしてます。宮部みゆきさん原作のこの作品は1993年に単行本になっていて、私が持っている文庫は1996年頃買っています。今発売されている文庫は装幀が違います。 十数年も経て、今頃ドラマ化された訳ですが、双子の子供が登場するユーモア感覚にあふれたミステリーで、私は大好き。双子ちゃんの年齢設定とか、ドラマは原作とは若干違う設定になっているようですが、今後の展開が楽しみです。 ステップファザー(継父というより仮の父)役の上川隆也さん、「なにい?」と睨んだ時の顔が怖すぎて、子供が泣き出しそう。原作のようなちょっとドジな雰囲気も出してほしいものです。 宮部みゆきさんの作品には、ちょっと、あるいは手ひどく傷ついた子供が主人公のものが多くあります。こういう子ども達が周囲の人に助けられ癒されていくストーリーにほっとすると同時に、弱い立場の人たちへの宮部さんの暖かい眼差しを感じられる所が、「宮部ワールド」と言われる所以でしょう。
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最終更新日
2012年01月14日 13時14分01秒
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