落ちていた現金59万円と入浴剤
一つは、「[防衛庁]懲戒処分の集計公表 自衛官ら計314人」。 一人の免職の理由は、「パチスロ店内に落ちていた現金59万円を盗んだ」というもの。 59万円も落ちていたのか。どんな風に落ちていたのだろ。 それが気になる。 処分を受けた自衛官が314人というのを多いと見るか少ないと見るか。 自衛官の定員はは253,180人で、3月31日現在、239,430が在職。その中の314人だから、かなり少ない。 公務員の不祥事があると、「民間企業では考えられない」などという人がいて驚く。民間企業ならもっと不祥事の発生率は高いだろうし、表に出さないことが多いだろう。それに、不祥事があってもそれほど騒がれないし。 たとえば、中小企業でセクハラがあったとしても大きく報道されることはないだろ。 不祥事がある、というのは、むしろ、公務員が民間企業で働く人並みになってきた、ということだ。 もう一つの記事は、「衆院選投票をとチラシに入浴剤添え配布 道選管」というもの。 その入浴剤を購入するお金はどこから出てくるのだ。 税金だろう。 こんなことのために税金を使ってもらいたくない。 投票率を上げよるための苦心の作なのだろうが、そもそも、投票率が低いのは選管の責任ではない。棄権する人の責任だ。 世の中、これだけ大騒ぎしているのだから、選挙があることを知らぬ有権者は少ないだろう。 わざわざ税金を使って入浴剤など配る必要はない。 それこそ、少しでも出費を抑えて自治体の財政好転に協力した方がいい。 小泉内閣も、税金からの出費を減らし、小さな政府を目指すというのなら、選管がポスターを作ったりものを配ったりするのを禁じればよさそうなものだ。 そうすれば、「群馬県選管は、同選管の標語…」という記事のように、ポスターが12万枚も無駄になる、ということもなかったはずだ。楽天ブログランキング←この記事に興味が持てたらクリックしてください