「死亡遊戯」 【監督 ロバート・クローズ。ハン・キンポー。ブルース・リー。1978年】
ブルース・リーが制作途中でなくなったために未完に終わった映画を、ハン・キンポーがユン・ピョウらを使って完成させた映画。本人が出ているのは、最後の、強敵と戦いつつ上の階に登っていくところだけで、あとは別人が演じている。 ただ、生前の映画「ドラゴンへの道」や「ドラゴン怒りの鉄拳」などの映像も使われている。特に、「ドラゴン怒りの鉄拳」のラストシーンはストーリー展開上意味がある場面になっている。 武術指導をしたハン・キンポーも、武術家役で出演。 クライマックスは、ブルース・リー本人が出ているのだが、生前に撮影されたフィルムはいろいろ事情があって使えず、後ろに倒れている人が写っているのに、その人が何者なのかわからなかったりするはずなのだが、ぼんやり見ていたのでよくわからなかった。 ブルース・リーを直接知っている人たちの、愛情、憧れが結集した映画だ。