★★★★☆「松下幸之助「一日一話」」PHP総合研究所
■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━松下幸之助「一日一話」価格:720円(税込、送料別)PHP総合研究所編 、PHP総合研究所【私の評価】★★★★☆■ 私の読書感想 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━この本は、松下幸之助の数々の書籍や話の言葉の中から、366を選び、一日一話の形で編集された本です。その為、松下幸之助さんの他の書籍を読まれたことがある方には、既知の内容も多い本になるとは思います。ただ何度も読んだり声に出したりすることで、理解度が深まり身に付いていくのではないかと思います。この本は、下記サイトでも一日一話ずつ読むことができます。中身を見て見たい方は、読んでみてはいかがでしょうか。松下幸之助 一日一話 http://www.php.co.jp/fun/matsushita/本の評価は★4つとしました。素敵な本をありがとうございました。●この本で私が”グッ”と共感したところは次のとおりです。もし道を歩いていて、その前に大きな石が落ちてきて向こうへ行けない場合はどうするか。もちろん石によじ登ってもまっすぐ行くということも一つの方法である。しかしそこに無理が生じるのであれば、石をよけて回り道をしてゆく。それが融通無碍だと思う。(p32)あくまでも、功労ある人には賞をもって報い、その見識ある人に地位を与えることが大事(p76)礼儀作法は潤滑油職場では、性格や年齢、ものの考え方など、色々な面で異なる人々が相寄って仕事をしています。そのお互いの間をなめらかに動かす役割を果たすのが礼儀作法だと思うのです。(p208)身をもって範を示すという気概のない指導者には、人々は決して心から従わないものである。(p230)ある一つの仕事をしてもらう場合、単に命令すればそれで事がはこぶ、と考えてはいけない。指示し、命令するだけだと、とかく”命、これに従う”ということになって、ほんとうにいい知恵、力強い姿は生まれてきにくい。(p238)日ごろ部下の言うことをよく聞く人のところでは比較的人が育っている。それに対して、あまり耳を傾けない人の下では人が育ちにくい。(p318)人間は頼りないものである。いかに強い決意をしても、時間がたてばやがてそれが弱まってくる。だからそれを防ぐためには、常に自分自身に言い聞かせる。自分に対する説得、戒めを続けなければならない。(p339)一生懸命に努力して、せっかく九九パーセントまでの成果を上げても残りの一パーセントの「とどめ」がしっかりと刺されていなかったら、それは結局はじめからやらなかったと同じことになる。いや中途半端にやっただけ、むしろマイナスになる場合が多いのではあるまいか。(p353)●この本の目次をご紹介!-■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━松下幸之助「一日一話」価格:720円(税込、送料別)PHP総合研究所編 、PHP総合研究所【私の評価】★★★★☆《著者紹介》-■ 関連書籍 ■a. 「人を見る眼・仕事を見る眼―松下幸之助エピソード集」 PHP研究所 http://plaza.rakuten.co.jp/ibook/diary/201004300000/ 【私の評価】★★★★★b. 「松下幸之助日々のことば―生きる知恵・仕事のヒント」 松下 幸之助 http://plaza.rakuten.co.jp/ibook/diary/201007280000/ 【私の評価】★★★★★c. 「指導者の条件」 松下 幸之助 http://plaza.rakuten.co.jp/ibook/diary/201006010000/ 【私の評価】★★★★★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<本の格付け基準> ★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう) ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です) ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です) ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ) ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも) ☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━今年読んだ本が、この本でちょうど100冊目となりました。私は、読書は好きですがこんなに読んだのは初めてです。これも、読んでくれる読者の方がいたからだと思います。本当にありがとうございました。今年2010年は、メルマガ発行にチャレンジしてみました。http://archive.mag2.com/0001110520/index.htmlとにかくインプット(本を読むこと)とアウトプット(メルマガ発行)を繰り返すことだけ頑張りましたが、ただ読むよりはアウトプットを意識して読んだことは非常に大きかったと思います。反省点は、発行が不定期だったこととあまりにも本の中身を公開しすぎているのかなぁと。今後のテーマは、読んだ本から何か一つでも良いので自分自身の行動に移していきたいと思います。いずれにしても、継続できているのは読者の皆さんのおかげです。感想・ご指摘などあれば遠慮なくお願いします。では、これからもよろしくお願いします。今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。次回の「おすすめ本棚」も宜しくお願いします!/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/