★★★☆☆「会社の寿命10年時代の生き方」道幸 武久
■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━会社の寿命10年時代の生き方価格:1,680円(税込、送料別)道幸 武久 、サンマーク出版【私の評価】★★★☆☆■ 私の読書感想 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━会社の寿命10年…は大げさかもしれないけど考え方には納得。FPの視点からも「これだけあれば生きていける」金額をはじいておくのは大事だと思う。以前、道幸さんの別の書籍の出版講演に参加したときに、ネットワークビジネス関係者が多いなあと思ったのですが、この本の影響があるのかもしれません。 第三の道を切り開く五つの方法 1.インターネット・オークション 2.情報起業 3.MLM(マルチ・レベル・マーケティング) 4.株式投資 5.不動産投資 (p133)話がそれますが、個人的にはネットワークビジネスの否定はしません。むしろ良く考えられた仕組みだと思います。ただ、自分がやるかというとやはり抵抗が。。。本の評価は★3つとしました。素敵な本をありがとうございました。●この本で私が”グッ”と共感したところは次のとおりです。日本社会に根強く残る「仕事はこの事情より優先されるべきだ」という価値観は、実は突き詰めるとこの村社会に行きつくのです。(p35)厳しいことを言うようですが、年収300万円時代は、国も会社も誰も助けてはくれません。自分自身で意識転換をし、能力を磨き、行動しなければ、二極化する社会の下流に呑み込まれてしまうでしょう。(p54)「私はこれができる。できなければこういうかたちで責任をとる。ただし、できた時にはこれぐらいの報酬を約束してほしい」そういえるのがプロフェッショナルです。(p56)いま多くの人は経済的に立ち行かなくなるのではないかという恐怖を抱いていますが、いざというときいくらいるのかということを具体的な数字で確認していれば、恐怖を小さくすることができるのです。(p89)重要なのは、大切なものをあきらめないために「何をするかを決める」ということです。何もしなければ大切なものは守れない。何もしなければ望むものは手に入らない。そして、守り、手に入れる方法はいくつもあるのです。(p95)危険を恐れて行動しない人にチャンスは訪れません。(p104)大事なのは、「いますぐ」行動を起こすことです。さまざまな方法を知っていても、能力を持っていたとしても、実際に行動しなければ何も得ることはできません。(p135)どれほど才能をもっていても、その才能の素晴らしさや本人の意欲を相手に伝えることができなければ、「この人にお願いしよう」とは思ってもらえない(p235)幸せになるために「自分探し」をしている人はたくさんいますが、自分をいくら探してもそこに終わりはなく、また幸せもありません。そんな出口のない迷路をさまようよりも「自分をどう売るのか」ということを考え、そのために必要な能力を身につける努力をした方がはるかに有効(p236)●この本の目次をご紹介!はじめに第1章 「会社の寿命10年時代」がやってきた第2章 「人生設計図」はこうして描こう第3章 年収が下がる前に「この手」を打とう第4章 「自分サイズの幸福」はこうすれば見つかる第5章 「プチ・ブランド人」という生き方を目指そうおわりに■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━会社の寿命10年時代の生き方価格:1,680円(税込、送料別)道幸 武久 、サンマーク出版【私の評価】★★★☆☆《著者紹介》合資会社諸葛孔明代表。1972年、北海道生まれ。大学卒業後、一部上場証券会社に入社し、「営業の才能」に開眼、その後、ITベンチャー企業、営業コンサルティング会社で、営業のプロ、キャリアコンサルティングのプロとしての技術に磨きをかける。29歳のとき、営業組織構築や人材育成の成功経験をもとに経営コンサルタントとして独立。クライアントであったベンチャー企業の再建を依頼され、取締役に就任。その後、人材・経営改革を推し進め、1年で再建を果たす。2004年、初めての著書『加速成功』(サンマーク出版)がベストセラーとなる。現在、複数の会社経営に加え、各種セミナーやトークイベントを主宰し、ビジネスプロデューサーとして活躍中。 ■ 関連書籍 ■a. 「加速成功」 道幸 武久 http://plaza.rakuten.co.jp/ibook/diary/201005280000/ 【私の評価】★★★★★b. 「学校では教えない人生の秘訣」 道幸 武久 http://plaza.rakuten.co.jp/ibook/diary/201004110000 【私の評価】★★★★☆c. 「夢の叶え方」 道幸 武久 http://plaza.rakuten.co.jp/ibook/diary/201011110001/ 【私の評価】★★★☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<本の格付け基準> ★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう) ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です) ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です) ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ) ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも) ☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━先日、娘が賞状を持って帰ってきました。夏休みの宿題で提出した読書感想文が、市内のコンクールで入賞したそうです。ウチは放任主義なので、嫁も私もどんな感想文を書いたのか知らず、先生に感想文は帰ってこないのか問い合わせしていましたところ、昨日持って帰ってきました。課題図書は「島のゆうびんやさん」なみこさんという島の郵便屋さんを描いた絵本なのですが、この本の感想が、400字原稿用紙3枚に渡ってビッシリ書いてありました。さらにすごいのは、子供の創造力。なみこさんは仕事がいっぱいあって忙しそうだから本のなかにはいって手伝いたいとか、郵便屋さんは忙しいけどみんなの顔が見れてうれしいとか。素敵な想像力だと思います。郵便屋さんが郵便物と笑顔を届けるように、うちの娘は絵本作家になって世界中にみんな仲良くすることの大切さを伝えたいそうです。私も少しでも、良い本を紹介して行けるよう頑張ります。よければ、このメルマガを他の方にも紹介してください。今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。次回の「おすすめ本棚」も宜しくお願いします!/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/