どげんかせんといかん・・・
今日、元気にR男が来た。最近、学校に行けてないので相談して、夜の塾から昼間に教えることに・・・その小さな体と心は不安で震えているのだろう・・・子供を目の当たりにすると自分にできることは何かを考えてしまう・・・聖書の「よきサマリア人」のたとえのごとく理屈や理論ではなく今、途方に暮れるものに自分として何ができるのかが問われているのだろう・・・30代の中ごろインドやネパールに行った折よく物乞いに会った今日使えるわずかばかりの金を全部喜捨したとき同行した元新聞記者は自分がなぜ彼らに金品を上げないかを理屈で理論武装していたが最後はあきれたような顔で「甘いなぁ、高橋さんは・・・」と笑われた・・・自分の全財産を上げたわけではない今、自分としてできることはそれぐらいのことでありこれから何週間も彼らのような物乞いに遭遇し金を上げるのか上げないのかをいちいち自分の良心とやらと相談し理論武装して自分を納得させるだけの自信がなかったからだ・・・インドやネパールで物事を考えようとすると自然と頭が混乱した・・・理屈ではない世界というものがある・・・さてR男と夕方までお勉強自分としてできることは彼に自信を持たせること小さな体を見送って今これを書いている。今週は漢字検定かかってこんかぁーい!!