Cinema Collection

すでに１年間365日眠っていない。

監督 　　ブラッド・アンダーソン

出演 　　クリスチャン・ベイル 、ジェニファー・ジェイソン・リー 、
　　　　　アイタナ・サンチェス＝ギヨン 、ジョン・シャリアン 、
　　　　　マイケル・アイアンサイド
解説

不眠症で１年間も眠れずにいる男が、不可解な出来事に巻き込まれ、
次第に精神を蝕まれていく恐怖を描いたサイコ・スリラー。
監督は「ワンダーランド駅で」「セッション９」の
ブラッド・アンダーソン。
主演のクリスチャン・ベイルは役作りのため30キロ近いダイエットを敢行、
ガイコツのように痩せ細った姿を披露し話題となる。

工場で平凡な機械工（マシニスト）として働くトレバーは、極度の不眠症に陥り、すでに１年間もほとんど眠っていない状態だった。
身体は痩せ衰え、誰もが心配する中、それでも毎日仕事に向かい、
黙々と働くトレバー。
そんなある日、彼は自宅の冷蔵庫のドアに不気味な張り紙を
見つけ奇妙な不安に襲われる。
それと前後して、彼の周囲では不可解な出来事が次々と起こり始める。

同僚が機械で片腕を失う事故に遭い、トレバー自身も危うく命を
落としかける。
そして、その影には新入りの同僚アイバンの姿が。
ところが、トレバー以外の誰もそのアイバンという男の存在を
知らなかった…。

感想

クリスチャン・ベールが役作りのためかなり痩せて挑んだ作品でしたので
またお友達が大のクリスチャンベールファンなので（笑）どんなものかと
観てみました＾＾

感想としては、一言で言えば不思議な映画って言う感じかなあ。。。
サスペンスであり、謎解きであり・・・よ～～く見ていないと
意味がうわからなくなるので、そういう意味では、目が離せない映画だと
思います。
無機質な映像も無気味です・・・

なぜ男は不眠症なのか。。。という疑問から始まり、これはすべて
彼の妄想なのか？
あるいは、彼は夢を見ているのか？それとも現実に起こっていて、
だれかが彼を落としいれようとしているのか。。。
中盤までは、いろいろと想像をかきたててくれます。

あるところから、もしかしたら、これは。。。。
と気づいてくるのですが・・・
ラストは全体から言うと私には少し物足りなかったかな。
この映画は、主役のクリスチャンベールにつきると思います。
だって、彼じゃなかったらまずこの作品見ないかも・・・なので（笑）

クリスチャンベールって、サラマンダーとかリベリオンとかなんか
変わった映画に出るイメージでしたが、バットマンビギンズで、
久々にメジャーな映画に出てくれたなあって思いました。

特にバットマンは、この映画の後なので、これだけ痩せていたのに、
あれだけのムキムキマンにからだを持っていくのだから役者魂感じ
ますね。

『太陽の帝国』から、すごい子役でしたが、いつ見ても役作りがすごくて
一生懸命演技している彼が好きですね＾＾

この映画は、好みが別れる映画だと私は思います。