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テーマ:TVで観た映画(4002)
カテゴリ:2006年鑑賞映画
![]() 決闘血が上がる。 映時間 132分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開 (SPE) 初公開年月 2001/10/06 ジャンル アクション/青春/歴史劇 【解説】 中世ヨーロッパを舞台に、 庶民の娯楽だった“ジュースティング(馬上槍試合)” に挑むひとりの若者の成長を描いた青春アクション・アドベンチャー。 舞台は中世ながらそこで歌われる音楽が現代のロックという異色の試みが なされている。監督は「L.A.コンフィデンシャル」の脚本を手掛け、 「ペイバック」を監督したブライアン・ヘルゲランド。 主演は「パトリオット」で注目されたヒース・レジャー。 14世紀。平民の若者ウィリアムはジュースティングをして諸国を巡る 騎士エクスター卿の従者をしていた。 ある日、卿が不幸にも命を落とすとウィリアムは大会に出ることの できない平民であることを偽り出場、みごと優勝してしまう。 そしてこの時、ウィリアムの心の中で何かに火が点くのだった……。 【感想】 ( ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 中世のヨーロッパが舞台で、ヒースレジャー(カサノバ)、 ポールベタニー(ダヴィンチコード)の出演、さらにクイーンの 音楽とくれば見ないわけにはいかないと思って、地上波で 見ました。 ベタな展開の成りあがりストーリー でありながら、脚本がいいのか テンポの良い話の運び方で、主演のヒースも他の登場人物も キャラクター設定がわかりやすく (いい人、悪い人)それぞれに適役で、会話もユーモアに富んでいて アクションあり、恋あり、父子愛あり、友情あり、 そして、ラストは、 ![]() ![]() 実はさほど期待はしていなかったのですが、面白くて、楽しくて、 中世のさわやかな青春劇で、大きな感動とかはないのすが、 後味もよくていい作品でした ![]() まあ、つっこみどころも多々ありますが(笑) このヒースを見て、ラッセ監督は、ヒースをカサノバに 抜擢したのかな?って思えるくらい、このヒースは私に とってウィリアムでなくてカサノバでした ![]() ![]() またポールベタニー演じるチョーサーは 裸での登場でしたので(笑)、これまたダヴィンチコードの シラスともダブりました ![]() この二人をはじめ役者さんが本当によかったです。 また舞台は中世のヨーロッパなのに流れる音楽 というのがロックというのも不思議な感じなのですが 映像にあっていたような気がします ![]() ただ残念 ![]() しまっていたことかな。 132分の上映時間なのに2時間枠で終わってるので 30分くらいカットがあるのではないかと思います。 それと吹き替えは良かったのですが、才気溢れる言葉の魔術師、 後に大作家となるチョサーの若い時を 演じているポールベタニーの試合前の口上は、彼の声で聞きたかったかな。 吹き替えの山寺宏一さんは大好きなのですが、とてもよかったのですが、 それだけにポールベタニーの台詞まわしも聞きたいなと思いました。 これの邦題は『ロック・ユー』ですが、 原題は『A KNIGHT'S TALE』なのでこれはどうやらチョーサーの 『カンタベリー物語』にある『騎士のお話』に関係しているようで、 ラストでチョーサーが「これからいろいろな人の話を書くよ」みたいな台詞が あるのですが、それがこの『騎士のお話』につながるようです。 これは字幕で、カットなく全編を見てみたいのでDVDを探して もう1度きちんと見たいと思っています。 ![]() ![]() チョーサーの代表作品。 ロンドンからカンタベリー寺院に向かう様々な階級の巡礼者29人が、 互いに物語を語り聞かせ合う形式で24編が現存している。 各編は、恋愛物語、滑稽譚、道徳的小話などと多様で、 当時の人情や風俗がユーモアをまじえて見事に描かれており、 まさに中世文学の集大成と言える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.08.20 13:28:29
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