新制浜松市誕生
この7月、県西部の12市町村が合併し、新制浜松市がスタートした。市域面積は約1,500平方キロと、全国2番目の大きさだ。人口も80万人を超え、70万人強の静岡市を再逆転し、県内第1位となった。 2003年4月に静岡市と清水市が合併して新制静岡市が県内一になったのも束の間、わずか2年で再逆転を許してしまった。静岡市民としては複雑だが、これも浜松っ子の負けん気の強さとバイタリティーの証だろう。 今日の1枚 そういえば、浜松駅前のアクトシティーの中心、地上45階建ての「アクトタワー」も、静岡にはない超高層の建物だ。浜松市の活力のシンボルといえるのだろう。駅前広場から眺めるアクトタワーは、青空の中、ひときわ高くそそり立っている。 ところで、静岡から浜松に向かう新幹線の中で上りの新幹線とすれ違った際に、ふと、新幹線がすれ違うにはどのくらいの時間がかかるんだろう? という疑問が湧いた。 ここでみなさんに、私の概略計算のこつをお見せしよう。 まずスピードは、最高速度は時速200kmといわれるが、通常はそこまではいかないだろう。計算しやすくするため180kmとしよう。すると分速は3kmとなる。では秒速は、3000m÷60秒だから50mだ。 次に、新幹線の長さはどれくらいだろう? 16両編成だから、1両20m程度として約300mと仮定しよう。 300mの長さを秒速50mで走れば6秒かかる。双方がそのスピードで走っているわけだからその半分の3秒がすれ違いに必要な時間だ。 これくらいなら暗算でもできるでしょう。ポイントは、割り算しやすい数字を使うこと。よほどでたらめな数字を使わない限り、大きく狂うことはありません。では、99×99は? 約1万でいいんですよ。