井川湖パラフライト
10月20、21日は、パラグライダーの井川湖紅葉フライトのお手伝いに行ってきた。この日は、「パラフライトと自然観察の旅」ツアーも同時開催の予定だったのだが、参加者が集まらずツアーは中止となってしまった。もう少し早めに企画して、募集期間を長くとる必要がある。私は、ネイチャートレイル(自然観察)を担当する予定だったのだが、ツアーが中止となったため、パラグライダーの事務局として参加した。 2日間のパラフライトの参加者は延べ43名。フライヤーが32名(内ハング3名)、サポーター11名。井川ではハンググライダーは初のお目見え。今回の3名が井川ハング初フライトの栄誉を獲得した。 井川フライトエリアは、笹山テイクオフが標高1,600m、井川湖割田原(わんだばら)ランディングが標高600mと、標高差1000m、水平距離は約3kmのコース。日本国内には、これだけの標高差を持つコースはあまりないという。加えて、湖(井川湖)を見下ろしながら飛ぶ絶好のロケーション(10/21撮影)。この日は紅葉にはすこし早かったが、山頂部などは赤や黄色に色づきはじめている。 20日の土曜日は、前日の雨露の残る肌寒いコンディションの中、午前中に8人のフライヤーがフライト。1名はトップアウトしてリバウェルスキー場にランディング。残り7名は、それぞれ1時間前後の飛行の後、割田原にランデング。昼食後、午前のフライトを見送った1名に加えて、4名が2本目にアタック。全員が割田原までフライト。 21日の日曜日は、前日とはうって変わって汗ばむほどのコンディション。ただし、若干風が弱く、テイクオフのやり直しが何名か。午前中にハング3機を含む20機がフライト、19機が割田原にランディング。1機はフライト直後に標高1500mほどの地点で失速してツリーランするも、怪我もなく自力にて脱出。その後いったん風向きが変わり、昼食を取りながら2時間あまり待機。午後2時過ぎ、残る3機と2本目6機がフライト。全員割田原にランディングした。 (あと2枚)