アラマンダとは
「これはノウゼンカズラ科ではなくキョウチクトウ科のヒメアリアケカズラだと思いますよ」。3年ほど前、私がこのページで、「よく分からないがノウゼンカズラ科の花だと思う(10/8/9撮影)」と報告した記事に対して、U4さんからコメントをいただいた。 アリアケカズラとはまったくの初耳で、早速検索して確認した。アリアケカズラは南米原産のノウゼンカズラ科アリアケカズラ属(Allamanda)のツル性の常緑低木、ヒメアリアケカズラは同属の常緑低木で花が小ぶりだという。写真を見比べると、確かにこの花はヒメアリアケカズラといって良さそうだ。こんな古い記事を見つけてご教示いただきありがとうございました。 あまり馴染みのない花だと思ったら、やはり熱帯性の花で、沖縄などではよく栽培されているという。よく似た品種や園芸品種も多いようだが、たいていは一括してアラマンダと呼ばれるようだ。アラマンダといえば、花好きの方には常識かもしれない。ヒメアリアケカズラはちょっと覚えにくいが、この手の花はアラマンダの一種と覚えればわかりやすい(もう1枚)。時々鉢植えなどでよく似た花を見かけたことがあったのだが、数年来の疑問が解けてすっきりした。 ところで、この夏休みに、ゴールデンウィークに好評をいただいたパラグライダーイベント第2弾を開催することが決まった。今回は、「もっと高く飛びたい」というご要望にお応えして、ダイラボウ山頂からのパラタンデムフライトをメインに、ダイラボウから静岡SAまで散策しながら自然観察を行うネイチャートレイルもプログラムに加えている。ご興味のある方はこちらをご覧ください。 2013夏休み ダイラボウ・ネイチャリングツアー