1週間とは
昨日は、前回取り付けきれなかった浜北森林公園への樹名板設置。 あの猛吹雪から1週間しか経っていないが、前日までの暖かい雨のせいか、雪はすっかり融けて、春のような明るい日差しがのぞいている。 遠州の空っ風はまだまだ冷たく、静岡に比べると寒さも厳しいが、あの吹雪の中での作業を考えればぬるま湯のようなもの。 作業はとんとん拍子に進み、昼過ぎには森林公園名物の吊り橋「空の散歩道」周辺での最後の取り付けも完了した(2/9撮影)。 わずか1週間の間にも、こんなにも気候が変わるものかとビックリだ。 この日は、公園に向かう途中の道路脇で赤い実の取材もおこなった。 じつは前回の雪の降る中で、公園に向かう途中の道すがら、この赤い実に気づいたのだが、その時は別の道を帰ったため、確認することができなかったものだ。 浜北区に入って、公園に向かう途中のあのあたりにあったはずと、車の速度を落としてもらうと、おおむね記憶通りの場所にこの木が立っていた(もう1枚)。 こういうと私の記憶力がすばらしいようだが、じつは私の記憶では 「雪の中で赤い花が咲いていた」ことになっていた。とんだ勘違いだったが、道路から見えるこの赤い実もみごとなもので、これはなにものか確認してみる必要がある。 脇道に入って近づいてみると、どうやらここは造園屋の種苗園のようで、様々な種類の樹木が植えられている。 近くにどなたもいなかったので、無断で入り込んでしまったが、遠目では確認することができなかったのでご容赦願いたい。 残念ながらこの木は、それほど珍しいものではなく、ただのクロガネモチだったが、これだけの木の大きさと、実付きの良さはこれまでに見た中でも最高級のみごとさだ。 道行く人々も気にはなっているだろうが、こうやって脇道にそれてのぞきに来たのは私くらいだろうな。