テーマ:海外生活(7772)
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「浦島」ネタをもう1つ。
相撲は、親が好きなのと、若貴とほぼ同年代(幕入時高校生)だったので、大学留学する前まで、若貴フィーバーに便乗して相撲観戦してた若者程度には見てましたが。 もう、知ってる力士がいない。つーか、名前が読めない。 おまけに、外国人力士がやたら多いではないか。しかも、ハワイ勢でなく、モンゴルとか、ロシアとか、ブルガリアなんて。 そりゃ、面白そう、と思ったが、世間は「ものめずらしい」を越えて「不快感を感じる」という意見が多いとのこと。「日本の国技が、外国人にのっとられた」って感じる従来のファンが多いとか。 昔から、千代の富士に対する小錦とか、若貴に対する曙とか、何かと外国人力士って「敵役」にまわされることが多かったと思うけど、彼らが敵になりえるほどの「国産」の力士がいなくなって、相撲観戦そのものが「不快」と思われるようになった、というのは、なんか残念。 一方では、野球やサッカー選手の世界進出を大喜びしていて、外国人が相撲に挑戦しに日本にやってくると嫌な顔をするっていうの、どうだろうな。 スケートは、西欧人以外がやると醜い、と、スケート界へのアジア人進出を拒否する人は、今時いないでしょ。(←昔はそういう意見もあった) 相撲に関しては、もともと日本人以外の力士なんて想定してなかったからこそ重量無制限で、体格の全然違う外国人が入ってくると、どうしても彼らが優勢で、それで判官びいきが出るんだろうか?それとも、引退後にTV出演したり、芸能人と結婚したり、プロレスに転向したりするのが「日本人らしく」ないんで気に入らないんだろうか? 確かに、海外にいても、「日本の伝統、相撲」とTVで紹介されつつ、映っているのが濃い顔の曙だったりすると、周りになんか一言説明しないといけない気にはなったけど。 今回優勝した力士(栃東)のニュースでも 「和製横綱の誕生へ、ファンの期待は膨らんでいる。」 視聴率も高かったとか。 日本の文化に溶け込み、流暢な日本語を使い、日本人以上に相撲を愛する外国人力士が負けると、拍手喝さいで座布団投げたりする日本人観客をみてると、悲しくなるのは私だけでしょうか?? 「横綱が外国人というのは不快」、って言ってる日本人がいる限り、「ヤンキースの4番/大リーグの記録保持者/セリエAチームのエースetc.が日本人というのは不快」という欧米人もいるかもしれない、っていう事を意識しないとだめだなあ、と思う。
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Last updated
2006.01.24 19:49:58
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