カテゴリ:紅葉
紅葉期の贈り物はキノコ。
昨日は大収穫でした。 枯れ木においしそうなキノコが生えています。 あまり見かけないキノコですが、食用のキノコにこんなのがあったような気がしました。 しかし、明確な自信がないので、採取はやめました。 家に帰ってキノコ図鑑で調べてみたら、食用になるヌメリスギタケモドキのようでした。 キノコは、食用の判別が曖昧なら、採らないことが大原則。 食用キノコに酷似した毒キノコがたくさんあるからです。 毎年、決まって報道されるのが、クサウラベニタケの中毒事件。 食用のウラベニホテイシメジとそっくりで、同時期、同じ場所に生えるからです。 これを採取するには、はっきりと特定できる眼力が要求されるのです。 かつて、私の近所で、十数人がツキヨタケを食用のムキタケと誤認して食べ、入院するという大事件が発生しました。 旅行の帰路に山道でこのキノコを見つけ、反省会と称して鍋を囲んで宴会を開いたのが事の発端でした。 当日夕刻、なんとなく不安を覚えたその中の一人が、わが家へ鑑定に訪れました。 キノコに詳しい親父が健在なころで、親父は「ツキヨタケのようだから食べない方がいい」といって教えたのでしたが、あとの祭り。 すでに、大半のひとは食べてしまった後でした。 それ以来、わが家へはちょくちょくキノコの鑑定依頼があります。 親父が亡くなって久しいのですが、今も続いています。 おととい、鑑定して欲しいと持って来たキノコは、なんとマイタケでした。 マイタケにしては発生時期も遅く、初めて採ったので不安だったのでしょう。 マイタケは栽培されて広く出回っていますが、これを自然界で見つけるのは至難の業。 発生場所は家族にも明かさないほどですから、まぐれでも見つけたら舞い踊ってしまうのです。 だから舞茸というのです。
山道の道端から少し入って見つけたナラタケの大群生です。 写真に収めたのはほんの一部分。 横たわった10mもある大木の朽ち木に、隙間なく群がって生えていました。 まだ幼菌で小さく、傘も開いていません。 採るには惜しいと思いながら、大きいところを選んで収穫しました。 こんな場所が他にも数カ所あって、昨日はナラタケの大収穫となりました。 ナラタケは道の駅や朝市などによく売り出されるキノコ。 食べておいしいキノコです。 そんなこんなで、目的の滝の写真は撮らずじまいとなりました。 発生場所はあまり明かさない方が賢明でしょう。 なので、今回は地図なしですから、あしからず。 壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする この写真入りで印刷用のカレンダーを作成する 2Lサイズ A4サイズ
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