シスレー展を開催している練馬区立美術館は西武新宿線中村橋駅のすぐそばにある。シスレー展を見てからの街歩きで、豊島園の北側をぐるっと廻って隣の練馬駅まで歩くと手頃な道のりになりそうだ。
Photo A0 練馬区立美術館。(2015/11/12 11:25)
Photo A1(左) 西武池袋線中村橋駅方向。(2015/11/12 11:27)
Photo A2(右) 商店街に斜めに入る道。(2015/11/12 11:27)
Photo B1(左) サンツ中村橋商店街(駅方向)。(2015/11/12 11:29)
Photo B2(右) サンツ中村橋商店街(中杉通り)。(2015/11/12 11:29)
美術館から西武新宿線の高架沿いの道に出て中村橋駅方向に歩くと、その道から斜めに分岐する商店街が見える。その道に入ると「サンツ中村橋」と記されたフラッグが街灯から吊り下げられている。そういう名前の商店街らしい。
道は駅から北に向かって延びる商店街に突き当たる。ここもサンツ中村橋商店街らしい。道の南は西部新宿線の高架の下を南にまっすぐ延びていて、北もずっと商店街が続いている。地図によれば、この商店街の道は中杉通りである。商店街の道を北に向かってを歩き出す。ときどき車も通る通りだが、自転車と歩行者で賑わっている。
Photo B3 目白通りを渡る。(2015/11/12 11:37)
Photo C1 変則4差路。(2015/11/12 11:37)
Photo C2(左) 須賀神社。(2015/11/12 11:39)
Photo C3(右) 御嶽神社。(2015/11/12 11:42)
Photo C4(左) 遊歩道入口。(2015/11/12 11:43)
Photo C5(右) 遊歩道。(2015/11/12 11:43)
商店街を500mほど歩くと、広い道に交差する。目白通りである。目白通りを横切って続く道に入るとすぐ、変則的な十字路がある。地図の神社記号を目指して左の道に曲る。 右手に15段ほどの石の階段があって、その上に鳥居と小さな祠があった。須賀神社とある。鳥居と祠しか見えないので、登らずに通り過ぎた。
道はそのまま目白通りに出てしまうが、すぐに横道に入る。その先にも神社記号を見つけていたのだ。御嶽神社という。
その神社は、フェンスで囲まれた敷地の北奥に朱塗りの鳥居と黒塗りの鳥居を前にして二つの祠が並んでいる。神社の前の空き地は雑草が繁茂していて、人が入った形跡はないし、見渡しても入り口が見えない。まえの須賀神社には参拝する人間の匂いがしたが、この御嶽神社にはどうしたわけか人の気配がしない。
御嶽神社を過ぎると、道は車が入れない歩行者専用道に繋がっている。20mちょっとの遊歩道を抜けて一般道に出る。
Photo D1(左) 向山の住宅地(1)。(2015/11/12 11:48)
Photo D2(右) 人家裏の歩道。(2015/11/12 11:50)
Photo D3(左) 向山の住宅地(2)。(2015/11/12 11:51)
Photo D4(右) 石神井川への道。(2015/11/12 11:53)
Photo E 石神井川と田中橋。(2015/11/12 11:55)
短い遊歩道の終わりに信号の交差点があって、そこを渡って右手の住宅地に入った。地番は向山である。その道の先にも車止めのある歩道がある。住宅の裏と広い駐車場のフェンスに挟まれた狭い歩道は、二つの駐車場に挟まれた道を通って車道に出るようになっていた。
道なりに歩いていくと丁字路にでる。どの道も車がかろうじてすれ違えるほどの狭い道だが、左の道はまっすぐ石神井川に向かっている。その道を辿り、田中橋で石神井川を越える。
石神井公園は中村橋から3駅ほど西にある。その辺を歩けばよかったかな、とちらっと頭を掠めた思いを、いずれ歩く機会もあるだろうと考えて振り切った。
Photo F1(左) 豊島園裏手の道(1)。(2015/11/12 11:56)
Photo F2(右) 豊島園裏手の道(2)。(2015/11/12 11:59)
Photo F3 春日神社。(2015/11/12 12:04)
石神井川を渡って右の道をとれば、豊島園の裏へ向かうことになる。まっすぐな道で、横に逸れてしまいたいという気分になるが、道の先に緑が見えるのでとにかくそこまで行くことにした。 その緑は、豊島園のものばかりではなく、道向かいの春日神社の木々でもあった。春日神社は境内の広い神社で、その名が示すように藤原鎌足の末裔の創建だと由緒書きにあった。春日神社だから当然だが、祭神筆頭は藤原(中臣)氏の祖とされる春日権現(天児屋根命)である。
春日神社の脇道を通って、神社裏を走る豊島園通りに向かう。
街歩きMap。A~Rは写真撮影ポイント。
地図のベースは、「プロアトラスSV7」。
【続く】
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かわたれどきの頁繰り(小野寺秀也)